【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR武蔵野線 (南流山駅～西船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +16.3％( +10.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて -15.4％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 75.0 坪 (昨年 99.1 坪から -24.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新松戸駅、新八柱駅、市川大野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新八柱駅で昨年に比べ +61.8 ％、坪単価は 61.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(新八柱駅)は +61.8 ％(坪単価 +23.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(船橋法典駅)は -61.5 ％(坪単価 -46.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 14.7 分 → 2024年 12.0 分、-18.4 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新松戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.4万円/坪(28.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +23.0％( +17.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった船橋法典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.3万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -61.5％( -46.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR武蔵野線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 南流山駅 | 91.9万/坪 (75.4坪) | 80.3万/坪 (63.0坪) | 74.6万/坪 (169坪) |
| 新松戸駅 | 94.4万/坪 (84.7坪) | 76.7万/坪 (124坪) | 56.5万/坪 (46.5坪) |
| 新八柱駅 | 61.3万/坪 (58.7坪) | 37.9万/坪 (98.7坪) | - |
| 東松戸駅 | - | - | 74.4万/坪 (36.3坪) |
| 市川大野駅 | 60.4万/坪 (46.6坪) | 45.5万/坪 (176坪) | 37.6万/坪 (91.6坪) |
| 船橋法典駅 | 29.3万/坪 (175坪) | 76.3万/坪 (32.9坪) | 4.5万/坪 (103坪) |
| 西船橋駅 | - | 49.3万/坪 (59.0坪) | 99.4万/坪 (62.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新八柱駅 61.3 万/坪(昨年同期比 +61.8 ％)
新八柱駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.3万円/坪(18.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +61.8％( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.7 坪 (昨年 98.7 坪から -40.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 14.8 分 → 2024年 12.8 分、-13.2 ％と減少)
船橋法典駅 29.3 万/坪(昨年同期比 -61.5 ％)
船橋法典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.3万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -61.5％( -46.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 32.9 坪から +433.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.8 分 → 2024年 16.5 分、+20.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示