【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR京葉線 (舞浜駅～蘇我駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -23.8％( -18.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 107.8 坪 (昨年 135.4 坪から -20.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。蘇我駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは蘇我駅で昨年に比べ +14.3 ％、坪単価は 54.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(蘇我駅)は +14.3 ％(坪単価 +6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西船橋駅)は -29.4 ％(坪単価 -21.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新浦安駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -13.5％( -20.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -29.4％( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR京葉線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 舞浜駅 | - | 137万/坪 (124坪) | - |
| 新浦安駅 | 129万/坪 (60.5坪) | 149万/坪 (40.8坪) | 108万/坪 (161坪) |
| 市川塩浜駅 | - | 37.2万/坪 (484坪) | 33.1万/坪 (84.7坪) |
| 西船橋駅 | 52.1万/坪 (40.8坪) | 73.8万/坪 (150坪) | 76.1万/坪 (79.2坪) |
| 二俣新町駅 | 24.8万/坪 (195坪) | - | - |
| 南船橋駅 | - | - | - |
| 新習志野駅 | - | 86.2万/坪 (34.8坪) | 36.9万/坪 (51.4坪) |
| 海浜幕張駅 | - | - | - |
| 検見川浜駅 | 70.4万/坪 (59.0坪) | 71.3万/坪 (64.3坪) | 82.1万/坪 (93.8坪) |
| 稲毛海岸駅 | 83.6万/坪 (150坪) | - | 58.2万/坪 (37.8坪) |
| 千葉みなと駅 | - | 149万/坪 (275坪) | - |
| 蘇我駅 | 54.7万/坪 (117坪) | 47.9万/坪 (127坪) | 48.3万/坪 (55.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
蘇我駅 54.7 万/坪(昨年同期比 +14.3 ％)
蘇我駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.7万円/坪(16.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +14.3％( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 116.6 坪 (昨年 126.9 坪から -8.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 17.4 分 → 2024年 15.6 分、-10.4 ％と減少)
西船橋駅 52.1 万/坪(昨年同期比 -29.4 ％)
西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -29.4％( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 149.7 坪から -72.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.0 分 → 2024年 17.3 分、+92.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示