【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の東武野田線 (川間駅~船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.2万円/坪(10.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -17.9%( -7.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 31 件(1年前(2023年)に比べて -68.0%( -66件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.0 坪 (昨年 87.9 坪から +16.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。柏駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは清水公園駅で昨年に比べ +899.0 %、坪単価は 20.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(清水公園駅、馬込沢駅)は +500.8 %(坪単価 +18.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(高柳駅、逆井駅)は -82.9 %(坪単価 -35.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.0 分 → 2024年 23.5 分、+46.6 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 9.3 % → 2024年 6.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +3.1%( +4.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -100.0%( -50.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
東武野田線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
川間駅 | 10.4万/坪 (127坪) | 16.6万/坪 (138坪) | 8.7万/坪 (133坪) |
七光台駅 | - | - | - |
清水公園駅 | 20.4万/坪 (340坪) | 2.0万/坪 (221坪) | 13.4万/坪 (85.5坪) |
愛宕駅 | 14.8万/坪 (96.0坪) | 19.4万/坪 (160坪) | 14.7万/坪 (62.3坪) |
野田市駅 | - | 8.8万/坪 (186坪) | 11.4万/坪 (31.3坪) |
梅郷駅 | - | 30.5万/坪 (108坪) | 26.6万/坪 (82.2坪) |
運河駅 | - | 30.6万/坪 (55.2坪) | 14.9万/坪 (123坪) |
江戸川台駅 | - | 48.7万/坪 (89.4坪) | 49.3万/坪 (69.4坪) |
初石駅 | 59.2万/坪 (59.7坪) | 63.1万/坪 (38.1坪) | - |
流山おおたかの森駅 | 136万/坪 (48.4坪) | 132万/坪 (37.8坪) | 105万/坪 (58.0坪) |
豊四季駅 | 36.1万/坪 (33.3坪) | 45.0万/坪 (290坪) | 48.9万/坪 (46.9坪) |
柏駅 | 81.2万/坪 (68.1坪) | 47.4万/坪 (62.3坪) | 43.8万/坪 (112坪) |
新柏駅 | 57.9万/坪 (36.3坪) | 53.3万/坪 (36.3坪) | 48.8万/坪 (44.6坪) |
増尾駅 | 39.4万/坪 (63.5坪) | 33.7万/坪 (154坪) | 31.4万/坪 (66.0坪) |
逆井駅 | 10.5万/坪 (46.9坪) | 30.5万/坪 (53.3坪) | 25.1万/坪 (71.5坪) |
高柳駅 | 0.02万/坪 (257坪) | 50.9万/坪 (76.4坪) | 28.2万/坪 (113坪) |
六実駅 | - | 32.3万/坪 (39.3坪) | 22.2万/坪 (45.9坪) |
新鎌ケ谷駅 | - | 52.6万/坪 (59.0坪) | 30.0万/坪 (62.0坪) |
鎌ケ谷駅 | 18.9万/坪 (63.5坪) | 49.3万/坪 (54.5坪) | 26.4万/坪 (136坪) |
馬込沢駅 | 37.5万/坪 (54.8坪) | 18.5万/坪 (45.0坪) | 38.2万/坪 (55.6坪) |
塚田駅 | - | 61.7万/坪 (54.5坪) | 65.9万/坪 (51.8坪) |
新船橋駅 | - | - | - |
船橋駅 | 45.1万/坪 (62.8坪) | 88.4万/坪 (49.7坪) | 136万/坪 (59.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
清水公園駅 20.4 万/坪(昨年同期比 +899.0 %)
清水公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +899.0%( +18.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 340.3 坪 (昨年 220.8 坪から +54.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.0 分 → 2024年 15.5 分、+158.3 %と大きく増加)
馬込沢駅 37.5 万/坪(昨年同期比 +102.6 %)
馬込沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.5万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +102.6%( +19.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.8 坪 (昨年 45.0 坪から +21.7 %増)。
高柳駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -100.0 %)
高柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -100.0%( -50.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 257.1 坪 (昨年 76.4 坪から +236.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.5 分 → 2024年 60.0 分、+605.9 %と大きく増加)
逆井駅 10.5 万/坪(昨年同期比 -65.8 %)
逆井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -65.8%( -20.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 53.3 坪から -12.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.2 分 → 2024年 11.0 分、-32.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示