【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の東京メトロ東西線 (浦安駅～西船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -5.2％( -6.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 65.5 坪 (昨年 77.3 坪から -15.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。西船橋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西船橋駅で昨年に比べ +85.2 ％、坪単価は 106 万円/坪となった。
上位 1 駅(西船橋駅)は +85.2 ％(坪単価 +48.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南行徳駅)は -44.5 ％(坪単価 -78.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 10.0 分 → 2022年 11.6 分、+15.8 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 8.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった妙典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -8.7％( -11.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南行徳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.7万円/坪(29.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -44.5％( -78.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東京メトロ東西線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 浦安駅 | - | 86.4万/坪 (138坪) | 60.4万/坪 (55.5坪) |
| 南行徳駅 | 97.7万/坪 (107坪) | 176万/坪 (18.9坪) | 156万/坪 (23.4坪) |
| 行徳駅 | 116万/坪 (18.9坪) | - | - |
| 妙典駅 | 121万/坪 (102坪) | 132万/坪 (74.4坪) | 124万/坪 (27.7坪) |
| 原木中山駅 | - | - | - |
| 西船橋駅 | 106万/坪 (61.5坪) | 57.3万/坪 (51.4坪) | 56.2万/坪 (45.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西船橋駅 106.1 万/坪(昨年同期比 +85.2 ％)
西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +85.2％( +48.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 61.5 坪 (昨年 51.4 坪から +19.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.5 分 → 2022年 11.3 分、-31.3 ％と大きく減少)
南行徳駅 97.7 万/坪(昨年同期比 -44.5 ％)
南行徳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.7万円/坪(29.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -44.5％( -78.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 107.4 坪 (昨年 18.9 坪から +468.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.5 分 → 2022年 15.0 分、+42.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示