【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の京成本線 (国府台駅~成田空港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +8.1%( +2.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 82 件(1年前(2021年)に比べて -13.7%( -13件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 92.7 坪 (昨年 85.4 坪から +8.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。海神駅、勝田台駅、京成佐倉駅、宗吾参道駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは公津の杜駅で昨年に比べ +241.0 %、坪単価は 27.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(公津の杜駅、実籾駅)は +181.4 %(坪単価 +24.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(京成津田沼駅、ユーカリが丘駅)は -50.4 %(坪単価 -24.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.5 % → 2022年 13.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった海神駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +57.0%( +45.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京成成田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -18.8%( -3.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
京成本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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国府台駅 | - | - | - |
市川真間駅 | - | - | - |
菅野駅 | - | - | - |
京成八幡駅 | - | - | - |
鬼越駅 | - | - | - |
京成中山駅 | - | - | - |
東中山駅 | - | - | - |
京成西船駅 | - | - | 70.5万/坪 (45.4坪) |
海神駅 | 124万/坪 (145坪) | 78.9万/坪 (37.1坪) | 64.9万/坪 (84.7坪) |
京成船橋駅 | - | - | - |
大神宮下駅 | 102万/坪 (66.2坪) | - | 132万/坪 (24.2坪) |
船橋競馬場駅 | - | 65.7万/坪 (71.8坪) | 54.7万/坪 (78.7坪) |
谷津駅 | - | 105万/坪 (40.8坪) | 77.3万/坪 (37.1坪) |
京成津田沼駅 | 24.4万/坪 (28.7坪) | 56.3万/坪 (46.1坪) | 68.6万/坪 (38.1坪) |
京成大久保駅 | 48.0万/坪 (82.9坪) | 44.1万/坪 (43.6坪) | 41.6万/坪 (46.5坪) |
実籾駅 | 52.8万/坪 (66.2坪) | 23.8万/坪 (116坪) | 18.6万/坪 (61.4坪) |
八千代台駅 | 27.4万/坪 (126坪) | 39.4万/坪 (55.8坪) | 26.4万/坪 (94.1坪) |
京成大和田駅 | 27.3万/坪 (83.6坪) | 27.7万/坪 (64.3坪) | 23.7万/坪 (53.9坪) |
勝田台駅 | 26.7万/坪 (55.7坪) | 17.9万/坪 (109坪) | 20.1万/坪 (48.8坪) |
志津駅 | 21.1万/坪 (61.7坪) | 21.7万/坪 (80.5坪) | 20.5万/坪 (42.4坪) |
ユーカリが丘駅 | 22.6万/坪 (189坪) | 40.5万/坪 (63.5坪) | 28.6万/坪 (122坪) |
京成臼井駅 | 23.0万/坪 (120坪) | 36.9万/坪 (50.7坪) | 16.4万/坪 (133坪) |
京成佐倉駅 | 20.6万/坪 (123坪) | 12.9万/坪 (136坪) | 6.6万/坪 (168坪) |
大佐倉駅 | - | - | - |
京成酒々井駅 | - | - | - |
宗吾参道駅 | 18.1万/坪 (60.5坪) | 9.5万/坪 (71.8坪) | 6.2万/坪 (171坪) |
公津の杜駅 | 27.1万/坪 (81.1坪) | 7.9万/坪 (152坪) | 20.1万/坪 (76.3坪) |
京成成田駅 | 12.8万/坪 (80.2坪) | 15.8万/坪 (69.6坪) | 4.1万/坪 (218坪) |
成田空港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
公津の杜駅 27.1 万/坪(昨年同期比 +241.0 %)
公津の杜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +241.0%( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.1 坪 (昨年 151.8 坪から -46.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 47.8 分 → 2022年 39.6 分、-17.2 %と減少)
実籾駅 52.8 万/坪(昨年同期比 +121.8 %)
実籾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +121.8%( +29.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.2 坪 (昨年 116.2 坪から -43.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.3 分 → 2022年 10.5 分、-21.1 %と大きく減少)
京成津田沼駅 24.4 万/坪(昨年同期比 -56.7 %)
京成津田沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -56.7%( -31.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 46.1 坪から -37.7 %減)。
ユーカリが丘駅 22.6 万/坪(昨年同期比 -44.2 %)
ユーカリが丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -44.2%( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 189.4 坪 (昨年 63.5 坪から +198.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.5 分 → 2022年 17.4 分、+28.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示