【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の京成千原線 (千葉中央駅～ちはら台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.6万円/坪(11.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -1.5％( -0.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -72.7％( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.8 坪 (昨年 86.9 坪から -22.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。ちはら台駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはちはら台駅で昨年に比べ +33.5 ％、坪単価は 32.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(ちはら台駅)は +33.5 ％(坪単価 +8.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(おゆみ野駅)は -53.7 ％(坪単価 -31.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 13.9 分 → 2024年 12.0 分、-13.7 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 31.8 ％ → 2024年 16.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大森台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +10.3％( +4.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -77.8％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったおゆみ野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.0万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -53.7％( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京成千原線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 千葉中央駅 | - | - | - |
| 千葉寺駅 | 33.1万/坪 (54.5坪) | 65.9万/坪 (57.0坪) | 60.4万/坪 (101坪) |
| 大森台駅 | 44.2万/坪 (42.0坪) | 40.1万/坪 (63.9坪) | 27.6万/坪 (54.1坪) |
| 学園前駅 | 40.4万/坪 (57.1坪) | 36.9万/坪 (51.4坪) | 37.7万/坪 (57.9坪) |
| おゆみ野駅 | 27.0万/坪 (66.6坪) | 58.4万/坪 (48.4坪) | 17.0万/坪 (201坪) |
| ちはら台駅 | 32.3万/坪 (148坪) | 24.2万/坪 (133坪) | 26.5万/坪 (103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
ちはら台駅 32.3 万/坪(昨年同期比 +33.5 ％)
ちはら台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.3万円/坪(9.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +33.5％( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -87.5％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 132.9 坪から +11.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.1 分 → 2024年 30.0 分、+19.4 ％と増加)
おゆみ野駅 27.0 万/坪(昨年同期比 -53.7 ％)
おゆみ野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.0万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -53.7％( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 48.4 坪から +37.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 11.0 分、+120.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示