【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の京成千原線 (千葉中央駅~ちはら台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +36.2%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて -31.6%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 97.7 坪 (昨年 91.1 坪から +7.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。千葉寺駅、大森台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大森台駅で昨年に比べ +71.4 %、坪単価は 42.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(大森台駅)は +71.4 %(坪単価 +17.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(ちはら台駅)は +10.0 %(坪単価 +3.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 10.5 % → 2023年 23.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.4 分 → 2023年 17.5 分、+21.1 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千葉寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.0万円/坪(24.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +41.4%( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったちはら台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.8万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +10.0%( +3.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
京成千原線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千葉中央駅 | - | - | - |
千葉寺駅 | 80.0万/坪 (65.8坪) | 56.6万/坪 (75.6坪) | 43.0万/坪 (303坪) |
大森台駅 | 42.1万/坪 (57.1坪) | 24.6万/坪 (76.6坪) | 33.1万/坪 (75.6坪) |
学園前駅 | 36.9万/坪 (51.4坪) | 33.5万/坪 (52.9坪) | 29.8万/坪 (53.5坪) |
おゆみ野駅 | - | 14.4万/坪 (161坪) | - |
ちはら台駅 | 34.8万/坪 (143坪) | 31.7万/坪 (79.3坪) | 7.9万/坪 (236坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大森台駅 42.1 万/坪(昨年同期比 +71.4 %)
大森台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.1万円/坪(12.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +71.4%( +17.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 57.1 坪 (昨年 76.6 坪から -25.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.3 分 → 2023年 6.0 分、-35.7 %と大きく減少)
ちはら台駅 34.8 万/坪(昨年同期比 +10.0 %)
ちはら台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.8万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +10.0%( +3.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 143.2 坪 (昨年 79.3 坪から +80.7 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示