【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の東葉高速鉄道 (西船橋駅～東葉勝田台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.6万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -29.9％( -14.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 37 件(１年前(2021年)に比べて +12.1％( +4件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 122.6 坪 (昨年 70.9 坪から +72.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。船橋日大前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは船橋日大前駅で昨年に比べ +48.2 ％、坪単価は 63.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(船橋日大前駅、八千代中央駅)は +32.0 ％(坪単価 +13.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西船橋駅、北習志野駅)は -60.2 ％(坪単価 -80.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.6 分 → 2022年 16.2 分、+28.3 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった船橋日大前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.1万円/坪(19.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +48.2％( +20.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飯山満駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -31.0％( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(１年前(2021年)に比べて +137.5％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東葉高速鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西船橋駅 | 36.9万/坪 (51.4坪) | 176万/坪 (18.2坪) | 61.6万/坪 (40.6坪) |
| 東海神駅 | - | 70.5万/坪 (41.7坪) | - |
| 飯山満駅 | 23.0万/坪 (157坪) | 33.4万/坪 (98.5坪) | 43.2万/坪 (45.9坪) |
| 北習志野駅 | 30.4万/坪 (56.0坪) | 51.9万/坪 (58.6坪) | 45.8万/坪 (70.6坪) |
| 船橋日大前駅 | 63.1万/坪 (100坪) | 42.6万/坪 (41.7坪) | 43.7万/坪 (57.7坪) |
| 八千代緑が丘駅 | 37.0万/坪 (124坪) | 41.1万/坪 (82.9坪) | 32.0万/坪 (43.4坪) |
| 八千代中央駅 | 42.3万/坪 (48.9坪) | 36.5万/坪 (157坪) | 31.1万/坪 (45.7坪) |
| 村上駅 | 44.1万/坪 (60.5坪) | - | - |
| 東葉勝田台駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
船橋日大前駅 63.1 万/坪(昨年同期比 +48.2 ％)
船橋日大前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.1万円/坪(19.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +48.2％( +20.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.4 坪 (昨年 41.7 坪から +140.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.9 分 → 2022年 11.8 分、-20.6 ％と大きく減少)
八千代中央駅 42.3 万/坪(昨年同期比 +15.9 ％)
八千代中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.3万円/坪(12.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +15.9％( +5.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 157.3 坪から -68.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 9.7 分 → 2022年 11.3 分、+17.2 ％と増加)
西船橋駅 36.9 万/坪(昨年同期比 -79.0 ％)
西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -79.0％( -139.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 18.2 坪から +183.3 ％増)。
北習志野駅 30.4 万/坪(昨年同期比 -41.4 ％)
北習志野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.4万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -41.4％( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 58.6 坪から -4.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.0 分 → 2022年 12.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示