【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年4月〜6月期の北総鉄道 (矢切駅～印旛日本医大駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.6万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +23.6％( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 33 件(１年前(2018年)に比べて -83.6％( -168件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.5 坪 (昨年 60.5 坪から +120.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。矢切駅、千葉ニュータウン中央駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは矢切駅で昨年に比べ +60.3 ％、坪単価は 43.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(矢切駅、千葉ニュータウン中央駅)は +44.2 ％(坪単価 +10.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(北国分駅、白井駅)は -33.4 ％(坪単価 -16.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 19.0 分 → 2019年 16.5 分、-13.1 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 0.5 ％ → 2019年 3.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった矢切駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +60.3％( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北国分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -67.9％( -32.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北総鉄道 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 矢切駅 | 43.9万/坪 (48.9坪) | 27.4万/坪 (43.9坪) | 43.1万/坪 (62.0坪) |
| 北国分駅 | 15.3万/坪 (43.1坪) | 47.6万/坪 (110坪) | 42.3万/坪 (77.8坪) |
| 秋山駅 | 34.1万/坪 (174坪) | 30.7万/坪 (92.6坪) | 32.9万/坪 (195坪) |
| 東松戸駅 | 52.8万/坪 (70.3坪) | - | 66.1万/坪 (60.5坪) |
| 松飛台駅 | 59.5万/坪 (106坪) | - | 29.0万/坪 (248坪) |
| 大町駅 | - | - | 25.2万/坪 (115坪) |
| 新鎌ケ谷駅 | 24.3万/坪 (58.5坪) | - | - |
| 西白井駅 | - | 25.4万/坪 (97.7坪) | 12.6万/坪 (250坪) |
| 白井駅 | 18.7万/坪 (393坪) | 18.5万/坪 (224坪) | 20.2万/坪 (78.7坪) |
| 小室駅 | 20.8万/坪 (52.9坪) | 18.5万/坪 (65.0坪) | - |
| 千葉ニュータウン中央駅 | 21.5万/坪 (186坪) | 16.8万/坪 (77.6坪) | 12.0万/坪 (209坪) |
| 印西牧の原駅 | 24.8万/坪 (129坪) | 23.3万/坪 (55.1坪) | 24.6万/坪 (60.2坪) |
| 印旛日本医大駅 | - | 23.3万/坪 (51.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
矢切駅 43.9 万/坪(昨年同期比 +60.3 ％)
矢切駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +60.3％( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 43.9 坪から +11.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 13.0 分 → 2019年 11.0 分、-15.4 ％と減少)
千葉ニュータウン中央駅 21.5 万/坪(昨年同期比 +28.1 ％)
千葉ニュータウン中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +28.1％( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 185.7 坪 (昨年 77.6 坪から +139.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 23.8 分 → 2019年 21.0 分、-11.6 ％と減少)
北国分駅 15.3 万/坪(昨年同期比 -67.9 ％)
北国分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -67.9％( -32.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 109.5 坪から -60.6 ％減)。
白井駅 18.7 万/坪(昨年同期比 +1.1 ％)
白井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +1.1％( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 223.9 坪から +75.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 37.0 分 → 2019年 42.0 分、+13.5 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示