この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期のつくばエクスプレス線 (南流山駅～柏たなか駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -14.1％( -7.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 27 件(１年前(2019年)に比べて -27.0％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.4 坪 (昨年 70.7 坪から +6.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。南流山駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは南流山駅で昨年に比べ +8.1 ％、坪単価は 59.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(南流山駅)は +8.1 ％(坪単価 +4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柏の葉キャンパス駅)は -39.9 ％(坪単価 -16.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南流山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.0万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +8.1％( +4.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2019年)に比べて -14.3％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柏の葉キャンパス駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -39.9％( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| つくばエクスプレス線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 南流山駅 | 59.0万/坪 (91.5坪) | 54.6万/坪 (56.6坪) | 56.4万/坪 (64.8坪) |
| 流山セントラルパーク駅 | 46.8万/坪 (63.0坪) | - | 43.2万/坪 (393坪) |
| 流山おおたかの森駅 | 53.2万/坪 (59.7坪) | 61.9万/坪 (83.0坪) | 65.6万/坪 (108坪) |
| 柏の葉キャンパス駅 | 24.4万/坪 (74.1坪) | 40.6万/坪 (43.9坪) | 52.6万/坪 (112坪) |
| 柏たなか駅 | 40.9万/坪 (115坪) | 43.7万/坪 (57.2坪) | 35.4万/坪 (153坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南流山駅 59.0 万/坪(昨年同期比 +8.1 ％)
南流山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.0万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +8.1％( +4.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2019年)に比べて -14.3％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 56.6 坪から +61.6 ％増)。
柏の葉キャンパス駅 24.4 万/坪(昨年同期比 -39.9 ％)
柏の葉キャンパス駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -39.9％( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 43.9 坪から +69.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 20.5 分 → 2020年 24.8 分、+20.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示