【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のJR根室本線 (滝川駅～根室駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +20.5％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 163 件(１年前(2021年)に比べて -25.6％( -56件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 127.9 坪 (昨年 118.3 坪から +8.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 17 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。滝川駅、芦別駅、富良野駅、芽室駅、釧路駅、東釧路駅、武佐駅、厚岸駅、根室駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは庶路駅で昨年に比べ +6753.3 ％、坪単価は 5.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(庶路駅、赤平駅)は +3664.0 ％(坪単価 +3.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西庶路駅、大楽毛駅)は -63.1 ％(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.9 ％ → 2022年 1.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平岸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.7万円/坪(21.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +5.5％( +3.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大楽毛駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -53.1％( -0.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR根室本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 滝川駅 | 2.9万/坪 (130坪) | 2.1万/坪 (123坪) | 2.9万/坪 (174坪) |
| 東滝川駅 | - | - | - |
| 赤平駅 | 1.0万/坪 (206坪) | 0.14万/坪 (130坪) | 0.8万/坪 (145坪) |
| 茂尻駅 | - | 0.18万/坪 (56.0坪) | - |
| 平岸駅 | 70.7万/坪 (109坪) | 67.0万/坪 (64.3坪) | 69.5万/坪 (87.7坪) |
| 芦別駅 | 1.7万/坪 (176坪) | 1.1万/坪 (165坪) | - |
| 上芦別駅 | - | - | 0.15万/坪 (130坪) |
| 野花南駅 | - | - | - |
| 富良野駅 | 7.0万/坪 (104坪) | 5.4万/坪 (199坪) | 4.5万/坪 (106坪) |
| 布部駅 | - | - | - |
| 山部駅 | - | - | - |
| 下金山駅 | - | - | - |
| 金山駅 | - | - | - |
| 幾寅駅 | - | - | - |
| 落合駅 | - | - | - |
| 新得駅 | 5.1万/坪 (172坪) | - | 3.1万/坪 (178坪) |
| 十勝清水駅 | - | 2.0万/坪 (99.8坪) | 0.4万/坪 (333坪) |
| 御影駅 | 1.3万/坪 (163坪) | 0.6万/坪 (197坪) | - |
| 芽室駅 | 8.2万/坪 (127坪) | 5.4万/坪 (200坪) | 6.0万/坪 (101坪) |
| 大成駅 | - | - | - |
| 西帯広駅 | - | - | - |
| 柏林台駅 | - | - | - |
| 帯広駅 | 10.6万/坪 (119坪) | 9.6万/坪 (99.1坪) | 9.2万/坪 (110坪) |
| 札内駅 | 8.6万/坪 (139坪) | 7.2万/坪 (141坪) | 5.3万/坪 (103坪) |
| 幕別駅 | - | 2.4万/坪 (40.8坪) | 0.5万/坪 (299坪) |
| 利別駅 | - | 1.7万/坪 (110坪) | - |
| 池田駅 | 2.7万/坪 (144坪) | 1.1万/坪 (127坪) | 2.3万/坪 (123坪) |
| 十弗駅 | - | - | - |
| 豊頃駅 | 0.4万/坪 (203坪) | - | - |
| 新吉野駅 | - | - | - |
| 浦幌駅 | - | - | 1.3万/坪 (93.8坪) |
| 厚内駅 | - | - | - |
| 音別駅 | - | 0.9万/坪 (106坪) | - |
| 白糠駅 | - | 0.3万/坪 (151坪) | 0.13万/坪 (408坪) |
| 西庶路駅 | 0.14万/坪 (72.6坪) | 0.5万/坪 (132坪) | 0.6万/坪 (322坪) |
| 庶路駅 | 5.5万/坪 (81.7坪) | 0.08万/坪 (124坪) | 0.4万/坪 (393坪) |
| 大楽毛駅 | 0.09万/坪 (545坪) | 0.18万/坪 (54.5坪) | 0.8万/坪 (157坪) |
| 新大楽毛駅 | 2.3万/坪 (81.7坪) | 2.3万/坪 (255坪) | 1.7万/坪 (236坪) |
| 新富士駅 | 4.9万/坪 (115坪) | 6.5万/坪 (143坪) | 5.8万/坪 (120坪) |
| 釧路駅 | 6.8万/坪 (110坪) | 5.3万/坪 (82.3坪) | 7.6万/坪 (101坪) |
| 東釧路駅 | 7.5万/坪 (102坪) | 5.4万/坪 (96.3坪) | 4.6万/坪 (69.6坪) |
| 武佐駅 | 7.7万/坪 (84.7坪) | 4.2万/坪 (74.9坪) | 2.2万/坪 (242坪) |
| 別保駅 | - | - | 0.6万/坪 (156坪) |
| 上尾幌駅 | - | - | - |
| 尾幌駅 | - | - | - |
| 門静駅 | - | - | - |
| 厚岸駅 | 1.5万/坪 (174坪) | 0.8万/坪 (159坪) | 1.6万/坪 (31.8坪) |
| 茶内駅 | - | - | - |
| 浜中駅 | 0.6万/坪 (90.8坪) | - | 1.1万/坪 (112坪) |
| 姉別駅 | - | - | - |
| 厚床駅 | - | 0.8万/坪 (153坪) | - |
| 落石駅 | - | - | - |
| 昆布盛駅 | - | - | - |
| 西和田駅 | 0.06万/坪 (275坪) | - | - |
| 東根室駅 | - | - | - |
| 根室駅 | 2.9万/坪 (141坪) | 2.1万/坪 (136坪) | 2.2万/坪 (159坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
庶路駅 5.5 万/坪(昨年同期比 +6753.3 ％)
庶路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +6753.3％( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 124.0 坪から -34.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 18.5 分、+105.6 ％と大きく増加)
赤平駅 1.0 万/坪(昨年同期比 +574.8 ％)
赤平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +574.8％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 205.7 坪 (昨年 130.1 坪から +58.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 8.0 分、-73.3 ％と大きく減少)
西庶路駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -73.2 ％)
西庶路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.14万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -73.2％( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 131.6 坪から -44.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 6.5 分 → 2022年 3.0 分、-53.8 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 100.0 ％)
大楽毛駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -53.1 ％)
大楽毛駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -53.1％( -0.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 544.5 坪 (昨年 54.5 坪から +900.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 73.5 分 → 2022年 90.0 分、+22.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示