【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR日高本線 (苫小牧駅~鵡川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -26.2%( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -70.0%( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 140.7 坪 (昨年 123.6 坪から +13.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(勇払駅)は +116.2 %(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵡川駅)は -49.7 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった苫小牧駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -25.2%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -70.7%( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鵡川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -49.7%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -70.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR日高本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
苫小牧駅 | 10.6万/坪 (133坪) | 14.2万/坪 (115坪) | 11.6万/坪 (103坪) |
勇払駅 | 1.6万/坪 (150坪) | 0.7万/坪 (152坪) | 1.0万/坪 (62.0坪) |
浜厚真駅 | 2.9万/坪 (45.4坪) | - | - |
鵡川駅 | 0.9万/坪 (290坪) | 1.7万/坪 (147坪) | 1.8万/坪 (131坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
勇払駅 1.6 万/坪(昨年同期比 +116.2 %)
勇払駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +116.2%( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 149.7 坪 (昨年 152.0 坪から -1.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.5 分 → 2024年 14.5 分、+38.1 %と大きく増加)
鵡川駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -49.7 %)
鵡川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -49.7%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -70.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 290.4 坪 (昨年 146.9 坪から +97.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 52.4 分 → 2024年 25.0 分、-52.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示