【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期のJR室蘭本線 (長万部駅～岩見沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -16.1％( -0.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 45 件(１年前(2023年)に比べて -63.1％( -77件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.8 坪 (昨年 118.3 坪から -11.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。伊達紋別駅、本輪西駅、白老駅、由仁駅、栗山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは萩野駅で昨年に比べ +249.9 ％、坪単価は 1.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(萩野駅、竹浦駅)は +182.2 ％(坪単価 +0.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(糸井駅、早来駅)は -63.0 ％(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.9 ％ → 2024年 6.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.5 分 → 2024年 29.0 分、+13.7 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった沼ノ端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +110.0％( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -93.8％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった竹浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +114.4％( +0.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR室蘭本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長万部駅 | - | - | 1.8万/坪 (189坪) |
| 静狩駅 | - | - | - |
| 礼文駅 | - | - | - |
| 大岸駅 | - | - | - |
| 豊浦駅 | - | - | - |
| 洞爺駅 | 3.4万/坪 (87.7坪) | - | - |
| 有珠駅 | - | - | - |
| 長和駅 | - | - | 3.3万/坪 (86.2坪) |
| 伊達紋別駅 | 8.6万/坪 (69.6坪) | 6.6万/坪 (67.8坪) | 8.1万/坪 (124坪) |
| 北舟岡駅 | - | - | 5.4万/坪 (130坪) |
| 稀府駅 | - | - | 1.3万/坪 (157坪) |
| 黄金駅 | - | - | - |
| 崎守駅 | - | 3.0万/坪 (284坪) | 3.8万/坪 (132坪) |
| 本輪西駅 | 0.9万/坪 (176坪) | 0.6万/坪 (52.9坪) | 2.1万/坪 (67.3坪) |
| 東室蘭駅 | 10.0万/坪 (77.1坪) | 8.5万/坪 (95.7坪) | 11.3万/坪 (76.6坪) |
| 鷲別駅 | 1.6万/坪 (63.5坪) | 2.5万/坪 (82.7坪) | 8.5万/坪 (47.1坪) |
| 幌別駅 | 2.5万/坪 (123坪) | 3.1万/坪 (224坪) | 2.3万/坪 (142坪) |
| 富浦駅 | - | - | - |
| 登別駅 | 1.9万/坪 (63.5坪) | 2.1万/坪 (86.2坪) | - |
| 虎杖浜駅 | - | - | - |
| 竹浦駅 | 0.5万/坪 (121坪) | 0.23万/坪 (454坪) | 0.8万/坪 (157坪) |
| 北吉原駅 | 0.8万/坪 (127坪) | - | - |
| 萩野駅 | 1.0万/坪 (65.8坪) | 0.29万/坪 (89.7坪) | 0.5万/坪 (227坪) |
| 白老駅 | 1.8万/坪 (109坪) | 1.5万/坪 (81.7坪) | 0.6万/坪 (78.7坪) |
| 社台駅 | - | - | - |
| 錦岡駅 | 1.9万/坪 (78.7坪) | 2.6万/坪 (78.3坪) | 2.5万/坪 (140坪) |
| 糸井駅 | 0.7万/坪 (160坪) | 3.8万/坪 (119坪) | 3.9万/坪 (138坪) |
| 青葉駅 | 8.0万/坪 (138坪) | 6.9万/坪 (93.6坪) | 9.2万/坪 (71.6坪) |
| 苫小牧駅 | 11.7万/坪 (66.6坪) | 14.1万/坪 (69.4坪) | 12.5万/坪 (110坪) |
| 沼ノ端駅 | 15.9万/坪 (81.7坪) | 7.6万/坪 (95.4坪) | 8.9万/坪 (108坪) |
| 遠浅駅 | - | - | - |
| 早来駅 | 2.6万/坪 (72.6坪) | 4.7万/坪 (101坪) | 2.5万/坪 (57.5坪) |
| 安平駅 | 1.5万/坪 (121坪) | - | 0.6万/坪 (180坪) |
| 追分駅 | - | 0.29万/坪 (130坪) | 1.4万/坪 (121坪) |
| 三川駅 | - | 0.3万/坪 (296坪) | - |
| 古山駅 | - | - | - |
| 由仁駅 | 4.5万/坪 (93.8坪) | 2.8万/坪 (145坪) | 2.6万/坪 (98.8坪) |
| 栗山駅 | 3.2万/坪 (89.6坪) | 2.2万/坪 (229坪) | 2.7万/坪 (200坪) |
| 栗丘駅 | - | - | 0.4万/坪 (363坪) |
| 栗沢駅 | - | 1.0万/坪 (147坪) | - |
| 志文駅 | - | 1.6万/坪 (106坪) | 2.0万/坪 (96.8坪) |
| 岩見沢駅 | 3.6万/坪 (112坪) | 4.4万/坪 (133坪) | 3.5万/坪 (114坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
萩野駅 1.0 万/坪(昨年同期比 +249.9 ％)
萩野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +249.9％( +0.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 65.8 坪 (昨年 89.7 坪から -26.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.3 分 → 2024年 18.0 分、-36.5 ％と大きく減少)
竹浦駅 0.5 万/坪(昨年同期比 +114.4 ％)
竹浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +114.4％( +0.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 453.8 坪から -73.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 22.5 分 → 2024年 30.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
糸井駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -82.0 ％)
糸井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -82.0％( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 160.3 坪 (昨年 118.8 坪から +34.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.4 分 → 2024年 17.0 分、-20.7 ％と大きく減少)
早来駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -43.9 ％)
早来駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -43.9％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 101.3 坪から -28.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.5 分 → 2024年 24.0 分、+77.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示