【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期のJR室蘭支線 (東室蘭駅～室蘭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +15.1％( +1.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 20 件(１年前(2023年)に比べて -63.6％( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.2 坪 (昨年 127.4 坪から -42.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東室蘭駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東室蘭駅で昨年に比べ +21.3 ％、坪単価は 10.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(東室蘭駅)は +21.3 ％(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(輪西駅)は -95.5 ％(坪単価 -2.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.4 分 → 2024年 15.8 分、-32.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.3 ％ → 2024年 15.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東室蘭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +21.3％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -62.1％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった輪西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.14万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -95.5％( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR室蘭支線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東室蘭駅 | 10.3万/坪 (81.8坪) | 8.5万/坪 (132坪) | 9.2万/坪 (134坪) |
| 輪西駅 | 0.14万/坪 (60.5坪) | 3.1万/坪 (58.5坪) | - |
| 御崎駅 | - | 0.08万/坪 (54.5坪) | 4.0万/坪 (121坪) |
| 母恋駅 | 4.0万/坪 (37.8坪) | - | 4.8万/坪 (46.1坪) |
| 室蘭駅 | 4.7万/坪 (66.6坪) | 4.3万/坪 (134坪) | 4.0万/坪 (185坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東室蘭駅 10.3 万/坪(昨年同期比 +21.3 ％)
東室蘭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +21.3％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -62.1％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.8 坪 (昨年 132.3 坪から -38.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 22.1 分 → 2024年 18.4 分、-17.0 ％と減少)
輪西駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -95.5 ％)
輪西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.14万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -95.5％( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 58.5 坪から +3.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.2 分 → 2024年 11.0 分、-32.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示