【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期のJR室蘭支線 (東室蘭駅~室蘭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +22.6%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 44 件(1年前(2021年)に比べて -38.9%( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 146.1 坪 (昨年 117.1 坪から +24.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。東室蘭駅、母恋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御崎駅で昨年に比べ +596.1 %、坪単価は 4.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(御崎駅)は +596.1 %(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(室蘭駅)は +14.2 %(坪単価 +0.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 23.6 分 → 2022年 18.9 分、-20.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.2 % → 2022年 11.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東室蘭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +32.4%( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて -49.0%( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +596.1%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR室蘭支線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東室蘭駅 | 9.2万/坪 (134坪) | 6.9万/坪 (114坪) | 7.3万/坪 (119坪) |
輪西駅 | - | 3.6万/坪 (143坪) | 5.5万/坪 (82.4坪) |
御崎駅 | 4.0万/坪 (121坪) | 0.6万/坪 (87.7坪) | - |
母恋駅 | 4.8万/坪 (46.1坪) | 2.8万/坪 (38.6坪) | 3.4万/坪 (89.8坪) |
室蘭駅 | 4.0万/坪 (185坪) | 3.5万/坪 (132坪) | 3.9万/坪 (143坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御崎駅 4.0 万/坪(昨年同期比 +596.1 %)
御崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +596.1%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 87.7 坪から +37.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 5.0 分、+66.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
室蘭駅 4.0 万/坪(昨年同期比 +14.2 %)
室蘭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +14.2%( +0.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 184.9 坪 (昨年 132.1 坪から +40.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 22.6 分 → 2022年 18.3 分、-19.2 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示