【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期のJR赤穂線 (相生駅～備前福河駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -23.6％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2020年)に比べて +60.0％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 116.1 坪 (昨年 95.7 坪から +21.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。備前福河駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは相生駅で昨年に比べ -32.8 ％、坪単価は 12.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(播州赤穂駅)は +3.4 ％(坪単価 +0.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相生駅)は -32.8 ％(坪単価 -6.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 ％ → 2021年 16.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -32.8％( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった備前福河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -1.5％( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR赤穂線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 相生駅 | 12.3万/坪 (88.0坪) | 18.4万/坪 (56.7坪) | 17.6万/坪 (90.2坪) |
| 西相生駅 | - | - | 15.4万/坪 (136坪) |
| 坂越駅 | 6.6万/坪 (140坪) | - | 11.8万/坪 (40.8坪) |
| 播州赤穂駅 | 11.9万/坪 (100坪) | 11.5万/坪 (91.2坪) | 15.1万/坪 (73.2坪) |
| 天和駅 | - | - | 6.7万/坪 (194坪) |
| 備前福河駅 | 0.5万/坪 (200坪) | 0.5万/坪 (296坪) | 2.1万/坪 (48.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
播州赤穂駅 11.9 万/坪(昨年同期比 +3.4 ％)
播州赤穂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +3.4％( +0.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて -10.0％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 100.2 坪 (昨年 91.2 坪から +9.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 19.0 分 → 2021年 23.6 分、+24.0 ％と大きく増加)
相生駅 12.3 万/坪(昨年同期比 -32.8 ％)
相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -32.8％( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.0 坪 (昨年 56.7 坪から +55.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.8 分 → 2021年 20.3 分、+28.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示