【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の阪神武庫川線 (武庫川駅~武庫川団地前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -14.1%( -9.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2021年)に比べて +64.7%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 87.7 坪から -44.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東鳴尾駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東鳴尾駅で昨年に比べ +23.6 %、坪単価は 83.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(東鳴尾駅)は +23.6 %(坪単価 +16.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(武庫川駅)は -30.9 %(坪単価 -21.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 29.4 % → 2022年 17.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東鳴尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.4万円/坪(25.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +23.6%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった武庫川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.7万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -30.9%( -21.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +41.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
阪神武庫川線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
武庫川駅 | 47.7万/坪 (50.7坪) | 69.0万/坪 (71.3坪) | 66.8万/坪 (62.4坪) |
東鳴尾駅 | 83.4万/坪 (94.5坪) | 67.5万/坪 (178坪) | 78.2万/坪 (81.7坪) |
洲先駅 | 76.4万/坪 (36.1坪) | 73.0万/坪 (50.7坪) | 41.0万/坪 (139坪) |
武庫川団地前駅 | - | - | 11.0万/坪 (13.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東鳴尾駅 83.4 万/坪(昨年同期比 +23.6 %)
東鳴尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.4万円/坪(25.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +23.6%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.5 坪 (昨年 178.0 坪から -46.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 7.5 分、+150.0 %と大きく増加)
武庫川駅 47.7 万/坪(昨年同期比 -30.9 %)
武庫川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.7万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -30.9%( -21.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +41.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 71.3 坪から -28.9 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 23.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示