【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の神戸電鉄有馬線 (長田駅~有馬温泉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.5万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -25.5%( -7.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2022年)に比べて +70.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 105.0 坪 (昨年 38.1 坪から +175.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。北鈴蘭台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北鈴蘭台駅で昨年に比べ +54.3 %、坪単価は 27.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(北鈴蘭台駅)は +54.3 %(坪単価 +9.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大池駅)は -82.1 %(坪単価 -43.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 8.6 分 → 2023年 10.1 分、+17.6 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 11.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北鈴蘭台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.3%( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大池駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.5万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -82.1%( -43.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
神戸電鉄有馬線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
長田駅 | 36.9万/坪 (103坪) | - | 26.0万/坪 (22.7坪) |
丸山駅 | 15.9万/坪 (75.6坪) | 14.7万/坪 (24.2坪) | 1.7万/坪 (151坪) |
鵯越駅 | 10.5万/坪 (33.3坪) | - | - |
鈴蘭台駅 | 19.2万/坪 (62.5坪) | 21.2万/坪 (33.3坪) | 15.7万/坪 (49.0坪) |
北鈴蘭台駅 | 27.7万/坪 (57.5坪) | 17.9万/坪 (52.9坪) | 29.8万/坪 (60.0坪) |
山の街駅 | 18.1万/坪 (56.0坪) | - | 20.9万/坪 (52.9坪) |
箕谷駅 | 45.9万/坪 (54.5坪) | - | 7.2万/坪 (136坪) |
谷上駅 | - | - | - |
花山駅 | 10.4万/坪 (427坪) | 25.0万/坪 (56.0坪) | 11.9万/坪 (54.5坪) |
大池駅 | 9.5万/坪 (66.6坪) | 53.0万/坪 (31.3坪) | 15.0万/坪 (60.5坪) |
神鉄六甲駅 | - | - | 0.3万/坪 (59.0坪) |
唐櫃台駅 | - | - | 13.9万/坪 (57.5坪) |
有馬口駅 | - | 1.6万/坪 (63.5坪) | - |
有馬温泉駅 | 4.7万/坪 (69.6坪) | - | 15.9万/坪 (75.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北鈴蘭台駅 27.7 万/坪(昨年同期比 +54.3 %)
北鈴蘭台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.3%( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 52.9 坪から +8.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.0 分 → 2023年 9.0 分、-35.7 %と大きく減少)
大池駅 9.5 万/坪(昨年同期比 -82.1 %)
大池駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.5万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -82.1%( -43.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 31.3 坪から +112.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.7 分 → 2023年 9.0 分、+58.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示