【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の神戸高速鉄道東西線 (西代駅~元町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 147万円/坪(44.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +242.2%( +103.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 49.3 坪から -17.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。高速長田駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは元町駅で昨年に比べ +287.9 %、坪単価は 353 万円/坪となった。
上位 1 駅(元町駅)は +287.9 %(坪単価 +261.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高速長田駅)は +11.4 %(坪単価 +4.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.4 分 → 2021年 5.9 分、-21.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 28.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった元町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 353万円/坪(107万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +287.9%( +261.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高速長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.7万円/坪(13.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +11.4%( +4.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
神戸高速鉄道東西線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西代駅 | 42.0万/坪 (14.4坪) | - | 83.5万/坪 (57.5坪) |
高速長田駅 | 44.7万/坪 (56.0坪) | 40.1万/坪 (32.5坪) | - |
大開駅 | 132万/坪 (25.7坪) | - | 86.8万/坪 (72.6坪) |
新開地駅 | 206万/坪 (80.9坪) | - | 83.3万/坪 (75.6坪) |
高速神戸駅 | - | 0.9万/坪 (54.5坪) | - |
花隈駅 | - | 47.6万/坪 (124坪) | - |
西元町駅 | - | - | 127万/坪 (36.3坪) |
元町駅 | 353万/坪 (13.6坪) | 90.9万/坪 (36.3坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
元町駅 352.6 万/坪(昨年同期比 +287.9 %)
元町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 353万円/坪(107万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +287.9%( +261.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 36.3 坪から -62.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.0 分 → 2021年 6.0 分、-40.0 %と大きく減少)
高速長田駅 44.7 万/坪(昨年同期比 +11.4 %)
高速長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.7万円/坪(13.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +11.4%( +4.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 32.5 坪から +72.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.8 分 → 2021年 2.0 分、-74.2 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示