【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期のJR鹿児島本線 (けやき台駅~肥前旭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +26.7%( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて -47.2%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.1 坪 (昨年 148.1 坪から -9.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。鳥栖駅、肥前旭駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鳥栖駅で昨年に比べ +48.0 %、坪単価は 16.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(鳥栖駅)は +48.0 %(坪単価 +5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田代駅)は -46.2 %(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった弥生が丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.5万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +2.6%( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -46.2%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR鹿児島本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
けやき台駅 | - | 1.3万/坪 (303坪) | - |
基山駅 | 8.8万/坪 (150坪) | 11.9万/坪 (112坪) | 11.2万/坪 (121坪) |
弥生が丘駅 | 19.5万/坪 (185坪) | 19.0万/坪 (99.8坪) | 33.6万/坪 (203坪) |
田代駅 | 4.2万/坪 (263坪) | 7.8万/坪 (173坪) | 9.7万/坪 (74.7坪) |
鳥栖駅 | 16.9万/坪 (89.9坪) | 11.4万/坪 (160坪) | 10.1万/坪 (95.7坪) |
肥前旭駅 | 9.5万/坪 (71.1坪) | 7.4万/坪 (88.7坪) | 6.4万/坪 (135坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鳥栖駅 16.9 万/坪(昨年同期比 +48.0 %)
鳥栖駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +48.0%( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -58.8%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.9 坪 (昨年 159.8 坪から -43.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 20.2 分 → 2021年 22.9 分、+13.3 %と増加)
田代駅 4.2 万/坪(昨年同期比 -46.2 %)
田代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -46.2%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 263.2 坪 (昨年 172.7 坪から +52.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.9 分 → 2021年 24.0 分、+34.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示