【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR佐世保線 (江北駅~有田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +19.7%( +1.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -85.6%( -77件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.7 坪 (昨年 107.2 坪から -22.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。高橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高橋駅で昨年に比べ +52.1 %、坪単価は 9.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(高橋駅)は +52.1 %(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大町駅)は -74.1 %(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった武雄温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +17.6%( +1.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -82.9%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった有田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.28万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -69.7%( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR佐世保線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
江北駅 | - | 12.5万/坪 (68.8坪) | 7.3万/坪 (69.7坪) |
大町駅 | 1.5万/坪 (75.6坪) | 5.6万/坪 (66.6坪) | - |
北方駅 | - | 7.0万/坪 (78.7坪) | 3.3万/坪 (136坪) |
高橋駅 | 9.9万/坪 (88.7坪) | 6.5万/坪 (173坪) | 7.6万/坪 (76.3坪) |
武雄温泉駅 | 12.4万/坪 (80.2坪) | 10.6万/坪 (103坪) | 9.5万/坪 (157坪) |
永尾駅 | - | 0.8万/坪 (63.5坪) | 10.0万/坪 (37.1坪) |
三間坂駅 | - | 1.7万/坪 (142坪) | 1.4万/坪 (196坪) |
上有田駅 | 4.6万/坪 (127坪) | 4.1万/坪 (148坪) | 6.9万/坪 (191坪) |
有田駅 | 0.9万/坪 (54.5坪) | 3.0万/坪 (89.0坪) | 4.7万/坪 (49.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高橋駅 9.9 万/坪(昨年同期比 +52.1 %)
高橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +52.1%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 172.8 坪から -48.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 24.4 分 → 2024年 21.0 分、-14.1 %と減少)
大町駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -74.1 %)
大町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -74.1%( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 66.6 坪から +13.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.8 分 → 2024年 24.0 分、+62.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示