【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期の叡山電鉄本線 (出町柳駅~八瀬比叡山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -42.1%( -45.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.2 坪 (昨年 52.2 坪から +38.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。元田中駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは元田中駅で昨年に比べ +53.4 %、坪単価は 117 万円/坪となった。
上位 1 駅(元田中駅)は +53.4 %(坪単価 +40.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(修学院駅)は -60.8 %(坪単価 -48.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.6 分 → 2021年 22.8 分、+164.5 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった元田中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +53.4%( +40.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった修学院駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -60.8%( -48.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
叡山電鉄本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出町柳駅 | 98.1万/坪 (46.9坪) | 173万/坪 (45.4坪) | 110万/坪 (57.2坪) |
元田中駅 | 117万/坪 (93.8坪) | 76.4万/坪 (23.4坪) | 139万/坪 (69.1坪) |
茶山・京都芸術大学駅 | - | 87.7万/坪 (69.6坪) | 76.8万/坪 (48.7坪) |
一乗寺駅 | - | 80.7万/坪 (103坪) | 72.1万/坪 (15.1坪) |
修学院駅 | 31.0万/坪 (48.4坪) | 79.1万/坪 (59.7坪) | 15.2万/坪 (72.6坪) |
宝ケ池駅 | - | 81.0万/坪 (46.9坪) | 53.4万/坪 (39.3坪) |
三宅八幡駅 | - | - | - |
八瀬比叡山口駅 | 4.0万/坪 (99.8坪) | - | 9.8万/坪 (70.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
元田中駅 117.3 万/坪(昨年同期比 +53.4 %)
元田中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +53.4%( +40.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 23.4 坪から +300.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 5.5 分 → 2021年 3.0 分、-45.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
修学院駅 31.0 万/坪(昨年同期比 -60.8 %)
修学院駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -60.8%( -48.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 59.7 坪から -19.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 13.0 分、+225.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示