【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の京阪本線 (橋本駅~出町柳駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.2万円/坪(26.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +47.6%( +28.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2021年)に比べて -28.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 44.1 坪 (昨年 106.4 坪から -58.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥羽街道駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは石清水八幡宮駅で昨年に比べ +214.0 %、坪単価は 59.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(石清水八幡宮駅)は +214.0 %(坪単価 +40.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中書島駅)は -52.4 %(坪単価 -33.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 16.5 分 → 2022年 14.3 分、-13.2 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 16.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥羽街道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +45.8%( +37.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中書島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.7万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -52.4%( -33.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
京阪本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
橋本駅 | - | - | 14.6万/坪 (56.0坪) |
石清水八幡宮駅 | 59.7万/坪 (87.7坪) | 19.0万/坪 (96.8坪) | 6.3万/坪 (28.7坪) |
淀駅 | - | 5.5万/坪 (363坪) | 28.8万/坪 (101坪) |
中書島駅 | 30.7万/坪 (21.2坪) | 64.4万/坪 (179坪) | 26.9万/坪 (100坪) |
伏見桃山駅 | 118万/坪 (28.7坪) | 145万/坪 (68.1坪) | - |
丹波橋駅 | 88.6万/坪 (53.7坪) | - | 99.2万/坪 (15.1坪) |
墨染駅 | - | 78.6万/坪 (31.3坪) | 48.5万/坪 (56.0坪) |
藤森駅 | 83.7万/坪 (22.7坪) | - | - |
龍谷大前深草駅 | 37.8万/坪 (10.6坪) | - | 25.4万/坪 (19.7坪) |
伏見稲荷駅 | 66.1万/坪 (15.1坪) | 66.1万/坪 (28.7坪) | 199万/坪 (191坪) |
鳥羽街道駅 | 119万/坪 (22.7坪) | 81.6万/坪 (139坪) | - |
東福寺駅 | - | 102万/坪 (19.7坪) | - |
七条駅 | - | 59.9万/坪 (48.4坪) | - |
清水五条駅 | 71.2万/坪 (78.7坪) | - | 254万/坪 (37.8坪) |
祇園四条駅 | - | - | - |
三条駅 | 169万/坪 (29.5坪) | - | - |
神宮丸太町駅 | 162万/坪 (45.4坪) | - | 129万/坪 (28.7坪) |
出町柳駅 | - | - | 126万/坪 (23.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
石清水八幡宮駅 59.7 万/坪(昨年同期比 +214.0 %)
石清水八幡宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.7万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +214.0%( +40.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 96.8 坪から -9.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 28.2 分 → 2022年 33.0 分、+16.8 %と増加)
中書島駅 30.7 万/坪(昨年同期比 -52.4 %)
中書島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.7万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -52.4%( -33.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 179.2 坪から -88.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 15.5 分 → 2022年 5.0 分、-67.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示