【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期の京阪宇治線 (中書島駅~宇治駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.8万円/坪(14.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +24.6%( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -36.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.5 坪 (昨年 58.6 坪から +28.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。木幡駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは六地蔵駅で昨年に比べ +557.0 %、坪単価は 76.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(六地蔵駅)は +557.0 %(坪単価 +65.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宇治駅)は -23.0 %(坪単価 -10.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 13.1 分 → 2021年 11.1 分、-15.4 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 15.8 % → 2021年 33.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中書島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +185.1%( +68.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三室戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.6万円/坪(10.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -17.3%( -7.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
京阪宇治線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中書島駅 | 106万/坪 (22.7坪) | 37.1万/坪 (94.2坪) | 40.6万/坪 (24.2坪) |
観月橋駅 | - | - | - |
桃山南口駅 | 47.2万/坪 (63.5坪) | - | 60.1万/坪 (49.9坪) |
六地蔵駅 | 76.7万/坪 (209坪) | 11.7万/坪 (25.7坪) | 46.3万/坪 (30.3坪) |
木幡駅 | 43.3万/坪 (51.7坪) | 38.1万/坪 (56.7坪) | 59.8万/坪 (31.8坪) |
黄檗駅 | - | 23.3万/坪 (51.4坪) | 42.7万/坪 (41.6坪) |
三室戸駅 | 33.6万/坪 (41.6坪) | 40.6万/坪 (39.0坪) | 21.9万/坪 (38.8坪) |
宇治駅 | 36.1万/坪 (135坪) | 46.8万/坪 (58.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
六地蔵駅 76.7 万/坪(昨年同期比 +557.0 %)
六地蔵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.7万円/坪(23.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +557.0%( +65.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 25.7 坪から +711.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 6.0 分 → 2021年 4.0 分、-33.3 %と大きく減少)
宇治駅 36.1 万/坪(昨年同期比 -23.0 %)
宇治駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.1万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -23.0%( -10.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.6 坪 (昨年 58.5 坪から +130.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 11.3 分 → 2021年 20.0 分、+76.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示