【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜12月期の京都丹後鉄道宮舞線 (西舞鶴駅～宮津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -2.0％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 55 件(１年前(2018年)に比べて +37.5％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 106.1 坪 (昨年 96.2 坪から +10.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。西舞鶴駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは丹後由良駅で昨年に比べ -52.3 ％、坪単価は 1.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(栗田駅)は +264.1 ％(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(丹後由良駅)は -52.3 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 15.6 分 → 2019年 17.8 分、+14.5 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 12.5 ％ → 2019年 7.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西舞鶴駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -0.6％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 41 件(１年前(2018年)に比べて +28.1％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった丹後由良駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -52.3％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 京都丹後鉄道宮舞線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西舞鶴駅 | 14.2万/坪 (93.5坪) | 14.3万/坪 (94.4坪) | 15.9万/坪 (93.2坪) |
| 四所駅 | - | 3.1万/坪 (254坪) | 8.2万/坪 (67.3坪) |
| 東雲駅 | - | 1.6万/坪 (81.7坪) | - |
| 丹後神崎駅 | - | - | - |
| 丹後由良駅 | 1.0万/坪 (69.6坪) | 2.1万/坪 (57.5坪) | - |
| 栗田駅 | 3.0万/坪 (186坪) | 0.8万/坪 (145坪) | 4.8万/坪 (112坪) |
| 宮津駅 | 7.1万/坪 (154坪) | 8.3万/坪 (71.1坪) | 13.1万/坪 (117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
栗田駅 3.0 万/坪(昨年同期比 +264.1 ％)
栗田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +264.1％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 186.0 坪 (昨年 145.2 坪から +28.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 12.5 分、-58.3 ％と大きく減少)
丹後由良駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -52.3 ％)
丹後由良駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -52.3％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 57.5 坪から +21.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 12.5 分、+150.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示