【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の京福嵐山線 (西院駅~嵐山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.2万円/坪(24.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -65.5%( -154.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 30.6 坪 (昨年 67.8 坪から -54.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。太秦広隆寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは太秦広隆寺駅で昨年に比べ +96.8 %、坪単価は 65.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(太秦広隆寺駅)は +96.8 %(坪単価 +32.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西院駅)は -69.1 %(坪単価 -244.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 2.0 分 → 2020年 9.0 分、+350.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 12.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西院駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -69.1%( -244.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった嵐山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.2万円/坪(18.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -26.0%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
京福嵐山線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西院駅 | 109万/坪 (21.2坪) | 354万/坪 (44.4坪) | 172万/坪 (15.1坪) |
西大路三条駅 | - | - | - |
山ノ内駅 | - | - | - |
蚕ノ社駅 | - | - | - |
太秦広隆寺駅 | 65.1万/坪 (44.6坪) | 33.1万/坪 (182坪) | 60.1万/坪 (66.6坪) |
帷子ノ辻駅 | 21.7万/坪 (10.6坪) | - | 53.5万/坪 (31.8坪) |
有栖川駅 | - | - | - |
車折神社駅 | - | - | 77.9万/坪 (160坪) |
鹿王院駅 | - | - | - |
嵐電嵯峨駅 | - | - | - |
嵐山駅 | 61.2万/坪 (60.5坪) | 82.6万/坪 (24.2坪) | 55.1万/坪 (72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
太秦広隆寺駅 65.1 万/坪(昨年同期比 +96.8 %)
太秦広隆寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.1万円/坪(19.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +96.8%( +32.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 44.6 坪 (昨年 181.5 坪から -75.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.0 分 → 2020年 10.0 分、+100.0 %と大きく増加)
西院駅 109.1 万/坪(昨年同期比 -69.1 %)
西院駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -69.1%( -244.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 44.4 坪から -52.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 1.3 分 → 2020年 7.8 分、+481.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示