【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の近鉄鈴鹿線 (伊勢若松駅~平田町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +54.4%( +5.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて -22.2%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.9 坪 (昨年 125.0 坪から +9.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。三日市駅、平田町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平田町駅で昨年に比べ +94.5 %、坪単価は 12.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(平田町駅)は +94.5 %(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鈴鹿市駅)は -52.5 %(坪単価 -10.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 21.3 分 → 2024年 17.1 分、-19.6 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.6 % → 2024年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.6万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +60.2%( +7.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鈴鹿市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -52.5%( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
近鉄鈴鹿線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
伊勢若松駅 | - | 4.1万/坪 (83.9坪) | 0.3万/坪 (15.1坪) |
柳駅 | - | - | 0.8万/坪 (109坪) |
鈴鹿市駅 | 9.8万/坪 (25.7坪) | 20.7万/坪 (80.7坪) | 3.7万/坪 (221坪) |
三日市駅 | 19.6万/坪 (180坪) | 12.2万/坪 (61.3坪) | 8.9万/坪 (69.6坪) |
平田町駅 | 12.8万/坪 (157坪) | 6.6万/坪 (159坪) | 8.8万/坪 (187坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平田町駅 12.8 万/坪(昨年同期比 +94.5 %)
平田町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +94.5%( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -45.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 156.8 坪 (昨年 159.3 坪から -1.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 27.6 分 → 2024年 21.0 分、-24.0 %と大きく減少)
鈴鹿市駅 9.8 万/坪(昨年同期比 -52.5 %)
鈴鹿市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -52.5%( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 80.7 坪から -68.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 8.0 分 → 2024年 5.7 分、-29.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示