この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
![記事監修:岩野 愛弓](/image/spacer.png)
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の四日市あすなろう鉄道内部線 (赤堀駅~内部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +28.9%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 176.2 坪 (昨年 134.3 坪から +31.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。泊駅、内部駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは内部駅で昨年に比べ +97.9 %、坪単価は 7.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(内部駅)は +97.9 %(坪単価 +3.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(日永駅)は -34.8 %(坪単価 -5.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 43.8 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.2 分 → 2024年 19.5 分、+138.2 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった泊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +89.4%( +10.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった内部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +97.9%( +3.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
四日市あすなろう鉄道内部線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
赤堀駅 | - | 30.1万/坪 (333坪) | - |
日永駅 | 10.0万/坪 (200坪) | 15.4万/坪 (85.5坪) | - |
南日永駅 | - | - | - |
泊駅 | 22.5万/坪 (111坪) | 11.9万/坪 (182坪) | 14.1万/坪 (38.6坪) |
追分駅 | - | 20.0万/坪 (58.2坪) | - |
小古曽駅 | - | 12.2万/坪 (245坪) | 5.1万/坪 (166坪) |
内部駅 | 7.7万/坪 (255坪) | 3.9万/坪 (125坪) | 6.5万/坪 (112坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
内部駅 7.7 万/坪(昨年同期比 +97.9 %)
内部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +97.9%( +3.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 255.1 坪 (昨年 125.0 坪から +104.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.8 分 → 2024年 44.0 分、+306.2 %と大きく増加)
日永駅 10.0 万/坪(昨年同期比 -34.8 %)
日永駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.0万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -34.8%( -5.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 199.7 坪 (昨年 85.5 坪から +133.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.2 分 → 2024年 5.0 分、-45.9 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示