この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の四日市あすなろう鉄道内部線 (赤堀駅～内部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +48.9％( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2022年)に比べて +72.7％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 111.8 坪 (昨年 75.9 坪から +47.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。泊駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは日永駅で昨年に比べ +213.8 ％、坪単価は 15.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(日永駅)は +213.8 ％(坪単価 +10.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(赤堀駅)は -13.6 ％(坪単価 -2.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 20.4 分 → 2023年 9.7 分、-52.4 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった内部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +117.2％( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +175.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった泊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +33.6％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 四日市あすなろう鉄道内部線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 赤堀駅 | 17.3万/坪 (65.0坪) | 20.0万/坪 (99.8坪) | - |
| 日永駅 | 15.1万/坪 (322坪) | 4.8万/坪 (139坪) | 12.0万/坪 (66.6坪) |
| 南日永駅 | 18.5万/坪 (103坪) | - | 24.4万/坪 (57.5坪) |
| 泊駅 | 14.7万/坪 (212坪) | 11.0万/坪 (124坪) | 20.3万/坪 (54.5坪) |
| 追分駅 | - | 17.2万/坪 (56.0坪) | 20.9万/坪 (58.1坪) |
| 小古曽駅 | 14.0万/坪 (157坪) | - | 9.2万/坪 (218坪) |
| 内部駅 | 20.2万/坪 (60.6坪) | 9.3万/坪 (45.0坪) | 9.6万/坪 (91.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日永駅 15.1 万/坪(昨年同期比 +213.8 ％)
日永駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.1万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +213.8％( +10.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 322.2 坪 (昨年 139.2 坪から +131.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.0 分 → 2023年 7.0 分、-41.7 ％と大きく減少)
赤堀駅 17.3 万/坪(昨年同期比 -13.6 ％)
赤堀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -13.6％( -2.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 99.8 坪から -34.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 6.0 分 → 2023年 4.5 分、-25.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示