九州新幹線 沿線の中古マンション相場トレンド

2019年1月〜3月期の九州新幹線 (川内駅～鹿児島中央駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +19.6％( +4.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 21 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 25.7年(昨年 25.0年から +2.8 ％増)。平均専有面積は 56.7 ㎡ (昨年 73.8 ㎡から -23.2 ％減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。鹿児島中央駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは鹿児島中央駅で昨年に比べ +19.6 ％、単価は 25.8 万円/㎡となった。

上位 1 駅(鹿児島中央駅)は +19.6 ％(単価 +4.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鹿児島中央駅)は +19.6 ％(単価 +4.2 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

• 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.5 ％ → 2019年 7.7 ％)

価格下落要因

• 駅からの平均距離が増加(2018年 17.4 分 → 2019年 20.7 分、+18.6 ％と増加)
• 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 47.4 ％ → 2019年 53.8 ％)
• 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 4.8 ％ → 2019年 4.8 ％)