【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期のJR山陰本線 (鳥取駅~米子駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +19.3%( +4.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -89.5%( -68件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.9年(昨年 19.1年から -6.5 %減)。平均専有面積は 70.6 ㎡ (昨年 75.1 ㎡から -6.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。米子駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは米子駅で昨年に比べ +28.0 %、単価は 24.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(米子駅)は +28.0 %(単価 +5.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥取駅)は +12.6 %(単価 +3.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 14.1 分 → 2024年 11.9 分、-15.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.4 % → 2024年 37.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 47.8 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥取駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.6%( +3.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -42件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +28.0%( +5.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -24件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 30.9万/㎡ (17.5年/70.8㎡) | 27.4万/㎡ (17.2年/79.3㎡) | 24.6万/㎡ (16.5年/77.5㎡) |
湖山駅 | - | 25.3万/㎡ (15.0年/75.0㎡) | 25.3万/㎡ (14.0年/75.0㎡) |
鳥取大学前駅 | - | - | 7.7万/㎡ (31.3年/20.0㎡) |
大山口駅 | - | - | 4.7万/㎡ (32.3年/60.0㎡) |
東山公園駅 | - | - | - |
米子駅 | 24.6万/㎡ (19.0年/70.0㎡) | 19.2万/㎡ (23.7年/67.5㎡) | 20.8万/㎡ (20.7年/67.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
米子駅 24.6 万/㎡(昨年同期比 +28.0 %)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +28.0%( +5.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -24件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 23.7年から -19.8 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +3.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 23.7 年 → 2024年 19.0 年、-19.8 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 50.0 %)
鳥取駅 30.9 万/㎡(昨年同期比 +12.6 %)
鳥取駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.6%( +3.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -42件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 17.2年から +1.7 %増)。平均専有面積は 70.8 ㎡ (昨年 79.3 ㎡から -10.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.3 分 → 2024年 8.2 分、-20.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 8.7 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 41.3 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示