
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年7月〜9月期のJR山陰本線 (鳥取駅~米子駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -11.9%( -2.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +160.0%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.4年(昨年 11.3年から +72.6 %増)。平均専有面積は 71.5 ㎡ (昨年 67.0 ㎡から +6.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。米子駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは米子駅で昨年に比べ +15.3 %、単価は 27.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(米子駅)は +15.3 %(単価 +3.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥取駅)は -30.8 %(単価 -8.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 11.3 年 → 2019年 19.4 年、+72.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.4 分 → 2019年 15.9 分、+39.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 7.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +15.3%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳥取駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -30.8%( -8.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 18.3万/㎡ (22.5年/71.0㎡) | 26.5万/㎡ (12.0年/85.0㎡) | 22.7万/㎡ (15.5年/73.8㎡) |
湖山駅 | - | - | - |
鳥取大学前駅 | - | 15.5万/㎡ (0年/20.0㎡) | - |
大山口駅 | - | - | - |
東山公園駅 | - | - | - |
米子駅 | 27.0万/㎡ (10.2年/73.3㎡) | 23.4万/㎡ (10.5年/72.5㎡) | 8.7万/㎡ (31.9年/35.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
米子駅 27.0 万/㎡(昨年同期比 +15.3 %)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +15.3%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.2年(昨年 10.5年から -3.2 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +1.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.0 分 → 2019年 30.0 分、+66.7 %と大きく増加)
鳥取駅 18.3 万/㎡(昨年同期比 -30.8 %)
鳥取駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -30.8%( -8.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 12.0年から +87.5 %増)。平均専有面積は 71.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -16.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 12.0 年 → 2019年 22.5 年、+87.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.0 分 → 2019年 11.7 分、+30.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示