【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年1月〜3月期のJR境線 (米子駅~境港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -15.0%( -2.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -55.6%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.8年(昨年 23.9年から -4.6 %減)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 65.6 ㎡から +1.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。後藤駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは後藤駅で昨年に比べ +33.1 %、単価は 21.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(後藤駅)は +33.1 %(単価 +5.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(米子駅)は -88.0 %(単価 -16.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 22.2 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 18.2 分 → 2020年 21.0 分、+15.2 %と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +33.1%( +5.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は2.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -88.0%( -16.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR境線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
米子駅 | 2.3万/㎡ (44.0年/35.0㎡) | 19.1万/㎡ (23.0年/62.5㎡) | 16.0万/㎡ (18.9年/70.8㎡) |
博労町駅 | - | - | - |
富士見町駅 | - | 28.6万/㎡ (0年/70.0㎡) | - |
後藤駅 | 21.2万/㎡ (15.7年/76.7㎡) | 16.0万/㎡ (26.0年/72.5㎡) | 7.1万/㎡ (34.0年/70.0㎡) |
三本松口駅 | - | - | - |
境港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
後藤駅 21.2 万/㎡(昨年同期比 +33.1 %)
後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +33.1%( +5.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.7年(昨年 26.0年から -39.7 %減)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +5.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 26.0 年 → 2020年 15.7 年、-39.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 8.0 分、+100.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 66.7 %)
米子駅 2.3 万/㎡(昨年同期比 -88.0 %)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は2.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -88.0%( -16.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.0年(昨年 23.0年から +91.3 %増)。平均専有面積は 35.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から -44.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 23.0 年 → 2020年 44.0 年、+91.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 21.3 分 → 2020年 60.0 分、+181.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示