
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年7月〜9月期のJR境線 (米子駅~境港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +55.6%( +8.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +125.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.8年(昨年 23.5年から -36.9 %減)。平均専有面積は 68.9 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -5.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。米子駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは後藤駅で昨年に比べ +323.5 %、単価は 25.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(後藤駅)は +323.5 %(単価 +19.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(米子駅)は +15.3 %(単価 +3.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 23.5 年 → 2019年 14.8 年、-36.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 22.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.8 分 → 2019年 17.0 分、+58.1 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 11.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +15.3%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +323.5%( +19.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR境線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
米子駅 | 27.0万/㎡ (10.2年/73.3㎡) | 23.4万/㎡ (10.5年/72.5㎡) | 8.7万/㎡ (31.9年/35.0㎡) |
博労町駅 | - | - | - |
富士見町駅 | 3.0万/㎡ (45.5年/25.0㎡) | - | - |
後藤駅 | 25.5万/㎡ (5.5年/76.7㎡) | 6.0万/㎡ (36.5年/72.5㎡) | - |
三本松口駅 | 22.7万/㎡ (20.5年/72.5㎡) | - | - |
境港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
後藤駅 25.5 万/㎡(昨年同期比 +323.5 %)
後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +323.5%( +19.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 5.5年(昨年 36.5年から -84.9 %減)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +5.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 36.5 年 → 2019年 5.5 年、-84.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.5 分 → 2019年 7.0 分、+100.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)
米子駅 27.0 万/㎡(昨年同期比 +15.3 %)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +15.3%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.2年(昨年 10.5年から -3.2 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +1.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.0 分 → 2019年 30.0 分、+66.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示