【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期のJR高徳線 (高松駅～志度駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +49.0％( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(１年前(2021年)に比べて +44.4％( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.6年(昨年 33.3年から -23.2 ％減)。平均専有面積は 68.5 ㎡ (昨年 62.2 ㎡から +10.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。屋島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高松駅で昨年に比べ +235.2 ％、単価は 30.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高松駅)は +235.2 ％(単価 +21.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(木太町駅)は -15.2 ％(単価 -1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 33.3 年 → 2022年 25.6 年、-23.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 8.9 分 → 2022年 7.4 分、-16.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.6 ％ → 2022年 12.0 ％)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.6 ％ → 2022年 4.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +235.2％( +21.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木太町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -15.2％( -1.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR高徳線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高松駅 | 30.0万/㎡ (19.7年/74.5㎡) | 9.0万/㎡ (43.5年/61.9㎡) | 22.7万/㎡ (27.4年/70.0㎡) |
| 昭和町駅 | 18.8万/㎡ (25.6年/61.0㎡) | 20.9万/㎡ (23.8年/58.0㎡) | 15.4万/㎡ (33.3年/42.5㎡) |
| 栗林公園北口駅 | - | 35.0万/㎡ (7.0年/60.0㎡) | 32.5万/㎡ (12.0年/80.0㎡) |
| 栗林駅 | 12.5万/㎡ (40.2年/59.0㎡) | 11.2万/㎡ (34.0年/67.5㎡) | 22.9万/㎡ (23.0年/70.0㎡) |
| 木太町駅 | 7.8万/㎡ (31.0年/90.0㎡) | 9.2万/㎡ (23.0年/85.0㎡) | - |
| 屋島駅 | 14.7万/㎡ (21.5年/68.3㎡) | 8.4万/㎡ (34.0年/55.0㎡) | 25.0万/㎡ (6.0年/80.0㎡) |
| 古高松南駅 | 28.0万/㎡ (8.0年/75.0㎡) | - | - |
| 讃岐牟礼駅 | 3.8万/㎡ (31.0年/65.0㎡) | - | - |
| 志度駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高松駅 30.0 万/㎡(昨年同期比 +235.2 ％)
高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +235.2％( +21.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.7年(昨年 43.5年から -54.7 ％減)。平均専有面積は 74.5 ㎡ (昨年 61.9 ㎡から +20.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 43.5 年 → 2022年 19.7 年、-54.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 10.2 分 → 2022年 8.4 分、-17.6 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 ％ → 2022年 20.0 ％)
木太町駅 7.8 万/㎡(昨年同期比 -15.2 ％)
木太町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -15.2％( -1.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.0年(昨年 23.0年から +34.8 ％増)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から +5.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.0 分 → 2022年 8.0 分、-27.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.0 年 → 2022年 31.0 年、+34.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示