【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜9月期のJR土讃線 (多度津駅~善通寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +51.9%( +4.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 31.8年から -22.1 %減)。平均専有面積は 86.2 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +11.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。善通寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは善通寺駅で昨年に比べ +31.9 %、単価は 14.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(善通寺駅)は +31.9 %(単価 +3.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(多度津駅)は +7.1 %(単価 +0.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 31.8 年 → 2023年 24.8 年、-22.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.5 分 → 2023年 20.5 分、+64.0 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった善通寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +31.9%( +3.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多度津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +7.1%( +0.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR土讃線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多度津駅 | 5.0万/㎡ (41.5年/90.0㎡) | 4.7万/㎡ (40.0年/90.0㎡) | 7.5万/㎡ (28.8年/85.0㎡) |
金蔵寺駅 | 13.7万/㎡ (19.6年/77.5㎡) | - | - |
善通寺駅 | 14.0万/㎡ (18.3年/100㎡) | 10.6万/㎡ (23.5年/65.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
善通寺駅 14.0 万/㎡(昨年同期比 +31.9 %)
善通寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +31.9%( +3.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.3年(昨年 23.5年から -22.4 %減)。平均専有面積は 100.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +53.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 23.5 年 → 2023年 18.3 年、-22.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 14.0 分 → 2023年 16.0 分、+14.3 %と増加)
多度津駅 5.0 万/㎡(昨年同期比 +7.1 %)
多度津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +7.1%( +0.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 41.5年(昨年 40.0年から +3.8 %増)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示