【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年7月〜9月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅~学園通り駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +74.5%( +12.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -15.4%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 19.4年(昨年 28.2年から -31.2 %減)。平均専有面積は 78.6 ㎡ (昨年 76.2 ㎡から +3.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。林道駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは林道駅で昨年に比べ +76.1 %、単価は 26.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(林道駅)は +76.1 %(単価 +11.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(元山駅)は -18.7 %(単価 -3.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 28.2 年 → 2024年 19.4 年、-31.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.7 分 → 2024年 10.8 分、-21.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 23.1 % → 2024年 10.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +76.1%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった花園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -8.0%( -1.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
瓦町駅 | 53.6万/㎡ (2.5年/75.0㎡) | - | 15.2万/㎡ (34.5年/25.0㎡) |
花園駅 | 11.2万/㎡ (34.5年/85.0㎡) | 12.1万/㎡ (35.5年/70.0㎡) | 8.7万/㎡ (40.5年/75.0㎡) |
林道駅 | 26.4万/㎡ (16.8年/82.5㎡) | 15.0万/㎡ (30.4年/77.2㎡) | 22.5万/㎡ (14.5年/80.0㎡) |
木太東口駅 | 15.7万/㎡ (28.5年/70.0㎡) | - | - |
元山駅 | 16.9万/㎡ (27.5年/65.0㎡) | 20.8万/㎡ (19.2年/75.0㎡) | 14.3万/㎡ (18.5年/70.0㎡) |
農学部前駅 | - | - | - |
学園通り駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
林道駅 26.4 万/㎡(昨年同期比 +76.1 %)
林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +76.1%( +11.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.8年(昨年 30.4年から -44.6 %減)。平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 77.2 ㎡から +6.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.4 年 → 2024年 16.8 年、-44.6 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 16.7 %)
元山駅 16.9 万/㎡(昨年同期比 -18.7 %)
元山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -18.7%( -3.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 19.2年から +43.5 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -13.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 19.2 年 → 2024年 27.5 年、+43.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示