【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の高松琴平電鉄志度線 (瓦町駅～塩屋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +11.3％( +1.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて -8.3％( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 24.4年(昨年 19.2年から +27.2 ％増)。平均専有面積は 70.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +0.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。春日川駅、古高松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは古高松駅で昨年に比べ +76.3 ％、単価は 22.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(古高松駅)は +76.3 ％(単価 +9.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(潟元駅)は -38.1 ％(単価 -2.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 55.6 ％ → 2022年 54.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 19.2 年 → 2022年 24.4 年、+27.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 18.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -30.6％( -10.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった潟元駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -38.1％( -2.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄志度線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | 22.7万/㎡ (22.3年/56.7㎡) | 32.7万/㎡ (5.3年/55.0㎡) | - |
| 今橋駅 | - | 29.2万/㎡ (12.3年/65.0㎡) | 21.7万/㎡ (20.3年/50.0㎡) |
| 松島二丁目駅 | 10.8万/㎡ (27.3年/75.0㎡) | 11.1万/㎡ (26.3年/70.0㎡) | - |
| 沖松島駅 | - | 23.7万/㎡ (11.3年/67.5㎡) | - |
| 春日川駅 | 14.2万/㎡ (24.3年/81.7㎡) | 9.4万/㎡ (23.3年/80.0㎡) | - |
| 潟元駅 | 4.5万/㎡ (46.3年/55.0㎡) | 7.3万/㎡ (26.3年/68.3㎡) | - |
| 琴電屋島駅 | 15.0万/㎡ (22.3年/80.0㎡) | - | - |
| 古高松駅 | 22.7万/㎡ (16.3年/75.0㎡) | 12.9万/㎡ (0年/70.0㎡) | - |
| 八栗駅 | - | - | 9.3万/㎡ (31.3年/70.0㎡) |
| 八栗新道駅 | - | - | - |
| 塩屋駅 | - | 9.0万/㎡ (28.3年/80.0㎡) | 8.5万/㎡ (27.3年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
古高松駅 22.7 万/㎡(昨年同期比 +76.3 ％)
古高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +76.3％( +9.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +7.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
潟元駅 4.5 万/㎡(昨年同期比 -38.1 ％)
潟元駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -38.1％( -2.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.3年(昨年 26.3年から +76.2 ％増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から -19.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 16.0 分 → 2022年 14.0 分、-12.5 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 26.3 年 → 2022年 46.3 年、+76.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示