【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年7月〜9月期のJR伊東線 (熱海駅~伊東駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +43.8%( +11.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -58.8%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 36.5年から -22.5 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 75.9 ㎡から -14.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。熱海駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは熱海駅で昨年に比べ +53.1 %、単価は 38.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(熱海駅)は +53.1 %(単価 +13.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(来宮駅)は -11.0 %(単価 -6.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 36.5 年 → 2023年 28.3 年、-22.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.2 分 → 2023年 20.6 分、+123.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 58.8 % → 2023年 80.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった来宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -11.0%( -6.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった熱海駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +53.1%( +13.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -73.3%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR伊東線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
熱海駅 | 38.9万/㎡ (32.5年/66.2㎡) | 25.4万/㎡ (37.1年/77.3㎡) | 38.5万/㎡ (29.8年/75.8㎡) |
来宮駅 | 49.8万/㎡ (21.5年/70.0㎡) | 56.0万/㎡ (20.5年/75.0㎡) | 64.3万/㎡ (10.5年/70.0㎡) |
伊豆多賀駅 | 9.0万/㎡ (33.5年/50.0㎡) | - | - |
網代駅 | - | 9.1万/㎡ (44.5年/55.0㎡) | - |
宇佐美駅 | - | - | 7.0万/㎡ (44.5年/55.0㎡) |
伊東駅 | - | - | 7.8万/㎡ (38.5年/42.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熱海駅 38.9 万/㎡(昨年同期比 +53.1 %)
熱海駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +53.1%( +13.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -73.3%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.5年(昨年 37.1年から -12.2 %減)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 77.3 ㎡から -14.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 37.1 年 → 2023年 32.5 年、-12.2 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.3 分 → 2023年 31.0 分、+232.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 60.0 % → 2023年 100.0 %)
来宮駅 49.8 万/㎡(昨年同期比 -11.0 %)
来宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -11.0%( -6.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 20.5年から +4.9 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -6.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示