【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年4月〜6月期のJR伊東線 (熱海駅~伊東駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -38.4%( -19.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて -47.6%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.1年(昨年 28.1年から +35.7 %増)。平均専有面積は 59.5 ㎡ (昨年 70.2 ㎡から -15.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。熱海駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは来宮駅で昨年に比べ -44.0 %、単価は 40.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(熱海駅)は -20.0 %(単価 -11.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(来宮駅)は -44.0 %(単価 -31.4 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.1 年 → 2023年 38.1 年、+35.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.3 分 → 2023年 14.2 分、+53.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 % → 2023年 54.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熱海駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -20.0%( -11.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -64.7%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伊東駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -38.9%( -3.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR伊東線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
熱海駅 | 44.8万/㎡ (34.9年/70.0㎡) | 56.0万/㎡ (26.7年/69.1㎡) | 47.4万/㎡ (26.0年/68.8㎡) |
来宮駅 | 40.0万/㎡ (23.3年/65.0㎡) | 71.4万/㎡ (11.3年/70.0㎡) | 29.1万/㎡ (29.0年/66.2㎡) |
伊豆多賀駅 | - | - | - |
網代駅 | 9.2万/㎡ (51.3年/32.5㎡) | - | - |
宇佐美駅 | - | - | - |
伊東駅 | 6.1万/㎡ (41.8年/52.5㎡) | 10.0万/㎡ (41.3年/76.7㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熱海駅 44.8 万/㎡(昨年同期比 -20.0 %)
熱海駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -20.0%( -11.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -64.7%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.9年(昨年 26.7年から +30.7 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 69.1 ㎡から +1.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 35.3 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 26.7 年 → 2023年 34.9 年、+30.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.1 分 → 2023年 11.0 分、+21.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 23.5 % → 2023年 50.0 %)
来宮駅 40.0 万/㎡(昨年同期比 -44.0 %)
来宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -44.0%( -31.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.3年(昨年 11.3年から +106.6 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -7.1 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 11.3 年 → 2023年 23.3 年、+106.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.0 分 → 2023年 6.0 分、+20.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示