【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年7月〜9月期のJR篠ノ井線 (広丘駅～篠ノ井駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -17.1％( -5.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -61.9％( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 21.1年から +14.9 ％増)。平均専有面積は 78.1 ㎡ (昨年 71.9 ㎡から +8.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。松本駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは平田駅で昨年に比べ -35.3 ％、単価は 14.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(松本駅)は -1.2 ％(単価 -0.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(平田駅)は -35.3 ％(単価 -7.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 55.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 21.1 年 → 2024年 24.3 年、+14.9 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.0 分 → 2024年 20.3 分、+45.4 ％と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -1.2％( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -7.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR篠ノ井線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 広丘駅 | - | - | - |
| 村井駅 | 32.5万/㎡ (11.5年/80.0㎡) | - | - |
| 平田駅 | 14.2万/㎡ (39.0年/75.0㎡) | 22.0万/㎡ (27.2年/66.7㎡) | - |
| 南松本駅 | 24.1万/㎡ (27.5年/70.0㎡) | 31.3万/㎡ (18.0年/76.7㎡) | 16.9万/㎡ (27.5年/65.0㎡) |
| 松本駅 | 34.7万/㎡ (16.5年/85.0㎡) | 35.1万/㎡ (21.2年/70.8㎡) | 31.6万/㎡ (18.9年/70.0㎡) |
| 篠ノ井駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
松本駅 34.7 万/㎡(昨年同期比 -1.2 ％)
松本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -1.2％( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.5年(昨年 21.2年から -21.9 ％減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 70.8 ㎡から +20.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 21.2 年 → 2024年 16.5 年、-21.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 72.7 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.2 分 → 2024年 25.5 分、+67.2 ％と大きく増加)
平田駅 14.2 万/㎡(昨年同期比 -35.3 ％)
平田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -35.3％( -7.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 27.2年から +43.6 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から +12.5 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 27.2 年 → 2024年 39.0 年、+43.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.0 分 → 2024年 23.0 分、+43.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示