
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年10月〜12月期の長野電鉄長野線 (長野駅~湯田中駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -11.7%( -3.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +57.1%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 17.5年から +49.2 %増)。平均専有面積は 61.8 ㎡ (昨年 57.9 ㎡から +6.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。長野駅、権堂駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは権堂駅で昨年に比べ -8.7 %、単価は 31.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(長野駅)は -8.6 %(単価 -2.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(権堂駅)は -8.7 %(単価 -2.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.6 分 → 2019年 8.7 分、-35.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 36.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 17.5 年 → 2019年 26.1 年、+49.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった権堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -8.7%( -2.9万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -8.6%( -2.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
長野電鉄長野線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
長野駅 | 27.4万/㎡ (27.8年/65.0㎡) | 29.9万/㎡ (19.3年/62.5㎡) | 19.6万/㎡ (20.5年/47.5㎡) |
市役所前駅 | - | - | 30.0万/㎡ (15.8年/80.0㎡) |
権堂駅 | 31.0万/㎡ (22.8年/45.0㎡) | 33.9万/㎡ (17.3年/42.5㎡) | 24.8万/㎡ (21.3年/52.5㎡) |
善光寺下駅 | 28.1万/㎡ (24.3年/67.5㎡) | - | 28.6万/㎡ (9.8年/70.0㎡) |
本郷駅 | - | - | - |
桐原駅 | - | - | - |
信濃吉田駅 | - | 35.7万/㎡ (10.8年/70.0㎡) | - |
須坂駅 | - | - | - |
信州中野駅 | - | - | - |
湯田中駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
長野駅 27.4 万/㎡(昨年同期比 -8.6 %)
長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -8.6%( -2.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 19.3年から +44.1 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +4.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 18.8 分 → 2019年 12.0 分、-36.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.3 年 → 2019年 27.8 年、+44.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)
権堂駅 31.0 万/㎡(昨年同期比 -8.7 %)
権堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -8.7%( -2.9万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.8年(昨年 17.3年から +31.9 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 42.5 ㎡から +5.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.5 分 → 2019年 3.5 分、-63.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 17.3 年 → 2019年 22.8 年、+31.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示