【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR高崎線 (新町駅~高崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -21.1%( -7.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 21.8年から -7.9 %減)。平均専有面積は 68.0 ㎡ (昨年 67.2 ㎡から +1.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。高崎駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは新町駅で昨年に比べ -41.4 %、単価は 7.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高崎駅)は -13.6 %(単価 -5.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新町駅)は -41.4 %(単価 -5.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 20.6 分 → 2021年 15.5 分、-24.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 55.6 % → 2021年 60.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -13.6%( -5.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -41.4%( -5.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR高崎線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新町駅 | 7.6万/㎡ (30.0年/61.7㎡) | 13.0万/㎡ (27.0年/60.0㎡) | - |
倉賀野駅 | - | - | - |
高崎駅 | 31.5万/㎡ (17.6年/69.6㎡) | 36.4万/㎡ (21.1年/68.1㎡) | 29.2万/㎡ (20.6年/60.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高崎駅 31.5 万/㎡(昨年同期比 -13.6 %)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -13.6%( -5.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.6年(昨年 21.1年から -16.8 %減)。平均専有面積は 69.6 ㎡ (昨年 68.1 ㎡から +2.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 21.1 年 → 2021年 17.6 年、-16.8 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 20.9 分 → 2021年 17.8 分、-15.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 8.3 %)
新町駅 7.6 万/㎡(昨年同期比 -41.4 %)
新町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -41.4%( -5.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.0年(昨年 27.0年から +11.1 %増)。平均専有面積は 61.7 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +2.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 18.0 分 → 2021年 6.3 分、-64.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 27.0 年 → 2021年 30.0 年、+11.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示