
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年1月〜12月期のJR高崎線 (新町駅~高崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -26.7%( -8.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 45 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -9件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 19.9年から +20.4 %増)。平均専有面積は 60.2 ㎡ (昨年 63.3 ㎡から -4.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。新町駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは高崎駅で昨年に比べ -25.4 %、単価は 25.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(新町駅)は -2.3 %(単価 -0.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高崎駅)は -25.4 %(単価 -8.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.4 % → 2019年 22.2 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.6 % → 2019年 4.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.9 年 → 2019年 24.0 年、+20.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.5 分 → 2019年 16.3 分、+42.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 53.7 % → 2019年 68.9 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.6 % → 2019年 4.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -25.4%( -8.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 39 件(1年前(2018年)に比べて -20.4%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -2.3%( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR高崎線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新町駅 | 10.3万/㎡ (28.4年/55.0㎡) | 10.5万/㎡ (27.8年/55.0㎡) | 10.9万/㎡ (26.8年/55.0㎡) |
倉賀野駅 | 14.5万/㎡ (27.3年/71.7㎡) | 15.9万/㎡ (25.2年/50.0㎡) | 22.2万/㎡ (25.0年/58.8㎡) |
高崎駅 | 25.1万/㎡ (23.4年/59.7㎡) | 33.6万/㎡ (19.3年/64.6㎡) | 23.8万/㎡ (20.8年/64.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
新町駅 10.3 万/㎡(昨年同期比 -2.3 %)
新町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -2.3%( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.4年(昨年 27.8年から +2.1 %増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
高崎駅 25.1 万/㎡(昨年同期比 -25.4 %)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -25.4%( -8.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 39 件(1年前(2018年)に比べて -20.4%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 19.3年から +21.1 %増)。平均専有面積は 59.7 ㎡ (昨年 64.6 ㎡から -7.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 6.1 % → 2019年 5.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.3 年 → 2019年 23.4 年、+21.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.0 分 → 2019年 17.6 分、+46.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 49.0 % → 2019年 64.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 18.4 % → 2019年 12.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示