【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期の上信電鉄上信線 (高崎駅～佐野のわたし駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +5.8％( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 76 件(１年前(2020年)に比べて +58.3％( +28件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.6年(昨年 20.8年から -5.4 ％減)。平均専有面積は 67.4 ㎡ (昨年 64.4 ㎡から +4.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。高崎駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高崎駅で昨年に比べ +8.1 ％、単価は 34.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高崎駅)は +8.1 ％(単価 +2.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高崎駅)は +8.1 ％(単価 +2.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 14.3 分 → 2021年 12.7 分、-11.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 54.2 ％ → 2021年 46.1 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 21.1 ％)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 ％ → 2021年 5.3 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.1 ％ → 2021年 2.6 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +8.1％( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 72 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +24件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +8.1％( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 72 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +24件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 上信電鉄上信線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高崎駅 | 34.6万/㎡ (19.4年/67.7㎡) | 32.0万/㎡ (20.8年/64.4㎡) | 25.1万/㎡ (23.4年/59.7㎡) |
| 南高崎駅 | 28.6万/㎡ (18.5年/70.0㎡) | - | - |
| 佐野のわたし駅 | 13.4万/㎡ (30.1年/52.5㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高崎駅 34.6 万/㎡(昨年同期比 +8.1 ％)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +8.1％( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 72 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +24件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.4年(昨年 20.8年から -6.7 ％減)。平均専有面積は 67.7 ㎡ (昨年 64.4 ㎡から +5.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 22.2 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 54.2 ％ → 2021年 45.8 ％)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 ％ → 2021年 5.6 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.1 ％ → 2021年 2.8 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示