
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年7月〜9月期のJR篠栗線 (篠栗駅~吉塚駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.9%( -5.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 19.5年(昨年 17.3年から +12.8 %増)。平均専有面積は 57.9 ㎡ (昨年 46.8 ㎡から +23.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。吉塚駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは柚須駅で昨年に比べ -23.7 %、単価は 17.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(吉塚駅)は -17.7 %(単価 -7.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(柚須駅)は -23.7 %(単価 -5.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 8.7 分 → 2019年 7.2 分、-17.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.9 % → 2019年 42.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 17.3 年 → 2019年 19.5 年、+12.8 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 28.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吉塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -17.7%( -7.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +9.1%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柚須駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -23.7%( -5.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR篠栗線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
篠栗駅 | - | - | - |
門松駅 | - | - | - |
長者原駅 | - | - | - |
原町駅 | - | - | - |
柚須駅 | 17.0万/㎡ (25.5年/57.5㎡) | 22.3万/㎡ (24.2年/58.3㎡) | 18.9万/㎡ (22.0年/50.0㎡) |
吉塚駅 | 36.5万/㎡ (18.5年/57.9㎡) | 44.3万/㎡ (15.4年/43.6㎡) | 27.3万/㎡ (19.5年/59.4㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
吉塚駅 36.5 万/㎡(昨年同期比 -17.7 %)
吉塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -17.7%( -7.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +9.1%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 15.4年から +20.0 %増)。平均専有面積は 57.9 ㎡ (昨年 43.6 ㎡から +32.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 15.4 年 → 2019年 18.5 年、+20.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 27.3 % → 2019年 33.3 %)
柚須駅 17.0 万/㎡(昨年同期比 -23.7 %)
柚須駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -23.7%( -5.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 24.2年から +5.5 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 58.3 ㎡から -1.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.7 分 → 2019年 10.5 分、-23.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示