【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の筑豊電鉄線 (黒崎駅前駅～筑豊直方駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -15.7％( -2.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 22 件(１年前(2021年)に比べて +57.1％( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 21.6年から +25.3 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 66.4 ㎡から +12.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。木屋瀬駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは永犬丸駅で昨年に比べ -39.4 ％、単価は 15.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(木屋瀬駅)は -7.1 ％(単価 -1.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(永犬丸駅)は -39.4 ％(単価 -10.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.1 ％ → 2022年 36.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 21.6 年 → 2022年 27.1 年、+25.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.8 分 → 2022年 11.4 分、+46.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 ％ → 2022年 4.5 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった木屋瀬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -7.1％( -1.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった穴生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -25.5％( -3.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| 筑豊電鉄線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 黒崎駅前駅 | - | 20.0万/㎡ (14.0年/80.0㎡) | - |
| 西黒崎駅 | 26.7万/㎡ (16.0年/75.0㎡) | - | - |
| 熊西駅 | - | 14.1万/㎡ (24.5年/77.5㎡) | 13.5万/㎡ (29.0年/20.0㎡) |
| 萩原駅 | 12.7万/㎡ (32.5年/87.5㎡) | 20.1万/㎡ (21.5年/52.5㎡) | 17.8万/㎡ (23.4年/76.7㎡) |
| 穴生駅 | 10.8万/㎡ (35.0年/73.8㎡) | 14.6万/㎡ (29.7年/56.2㎡) | 15.0万/㎡ (25.0年/53.8㎡) |
| 森下駅 | - | - | 13.7万/㎡ (31.0年/65.0㎡) |
| 今池駅 | 7.8万/㎡ (32.0年/66.7㎡) | - | 8.7万/㎡ (31.5年/65.0㎡) |
| 永犬丸駅 | 15.6万/㎡ (22.0年/80.0㎡) | 25.8万/㎡ (13.0年/75.0㎡) | 27.1万/㎡ (5.0年/70.0㎡) |
| 三ケ森駅 | 22.1万/㎡ (20.8年/72.0㎡) | - | 11.5万/㎡ (25.0年/65.0㎡) |
| 西山駅 | - | - | - |
| 通谷駅 | - | - | - |
| 筑豊中間駅 | - | - | - |
| 筑豊香月駅 | - | - | - |
| 新木屋瀬駅 | - | - | - |
| 木屋瀬駅 | 21.7万/㎡ (12.0年/60.0㎡) | 23.3万/㎡ (11.0年/60.0㎡) | - |
| 感田駅 | 7.6万/㎡ (32.0年/70.0㎡) | - | - |
| 筑豊直方駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
木屋瀬駅 21.7 万/㎡(昨年同期比 -7.1 ％)
木屋瀬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -7.1％( -1.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 12.0年(昨年 11.0年から +9.1 ％増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 1.0 分 → 2022年 3.0 分、+200.0 ％と大きく増加)
永犬丸駅 15.6 万/㎡(昨年同期比 -39.4 ％)
永犬丸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -39.4％( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 13.0年から +69.2 ％増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +6.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 66.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 13.0 年 → 2022年 22.0 年、+69.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 13.0 分、+116.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示