【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年4月〜9月期のハピラインふくい線 (森田駅~敦賀駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +24.5%( +6.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -65.4%( -17件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 24.5年から -9.8 %減)。平均専有面積は 67.8 ㎡ (昨年 68.8 ㎡から -1.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。福井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福井駅で昨年に比べ +28.8 %、単価は 32.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(福井駅)は +28.8 %(単価 +7.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(敦賀駅)は -36.3 %(単価 -8.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.8 分 → 2024年 14.8 分、-32.2 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.8 % → 2024年 22.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 % → 2024年 11.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +28.8%( +7.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -65.2%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった敦賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -36.3%( -8.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
ハピラインふくい線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
森田駅 | - | - | - |
福井駅 | 32.4万/㎡ (21.5年/65.6㎡) | 25.1万/㎡ (24.4年/66.1㎡) | 25.5万/㎡ (20.0年/63.1㎡) |
越前花堂駅 | - | 17.4万/㎡ (27.1年/97.5㎡) | 22.7万/㎡ (20.8年/75.0㎡) |
敦賀駅 | 15.3万/㎡ (26.5年/85.0㎡) | 24.0万/㎡ (21.3年/75.0㎡) | 23.2万/㎡ (20.5年/77.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
福井駅 32.4 万/㎡(昨年同期比 +28.8 %)
福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +28.8%( +7.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -65.2%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 24.4年から -11.7 %減)。平均専有面積は 65.6 ㎡ (昨年 66.1 ㎡から -0.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 24.4 年 → 2024年 21.5 年、-11.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.3 分 → 2024年 13.5 分、-36.5 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.3 % → 2024年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 8.7 % → 2024年 12.5 %)
敦賀駅 15.3 万/㎡(昨年同期比 -36.3 %)
敦賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -36.3%( -8.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.5年(昨年 21.3年から +24.7 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +13.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.3 年 → 2024年 26.5 年、+24.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示