【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期のJR御殿場線 (国府津駅~東山北駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +14.0%( +3.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -35.3%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 22.0年から +3.1 %増)。平均専有面積は 73.2 ㎡ (昨年 63.5 ㎡から +15.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。国府津駅、東山北駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは国府津駅で昨年に比べ +16.9 %、単価は 32.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(国府津駅)は +16.9 %(単価 +4.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東山北駅)は +15.6 %(単価 +1.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 12.5 % → 2024年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.3 分 → 2024年 15.1 分、+22.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 35.3 % → 2024年 36.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国府津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +16.9%( +4.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -37.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東山北駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +15.6%( +1.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR御殿場線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国府津駅 | 32.4万/㎡ (21.6年/74.5㎡) | 27.7万/㎡ (21.3年/63.8㎡) | 31.4万/㎡ (18.2年/65.9㎡) |
上大井駅 | - | - | - |
東山北駅 | 8.7万/㎡ (34.0年/60.0㎡) | 7.5万/㎡ (33.8年/60.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
国府津駅 32.4 万/㎡(昨年同期比 +16.9 %)
国府津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +16.9%( +4.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -37.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.6年(昨年 21.3年から +1.4 %増)。平均専有面積は 74.5 ㎡ (昨年 63.8 ㎡から +16.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.7 % → 2024年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.0 分 → 2024年 16.6 分、+27.4 %と大きく増加)
東山北駅 8.7 万/㎡(昨年同期比 +15.6 %)
東山北駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +15.6%( +1.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.0年(昨年 33.8年から +0.7 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示