【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年10月〜12月期の箱根登山鉄道鋼索線 (強羅駅～上強羅駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +131.7％( +23.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -25.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 30.0年から -21.9 ％減)。平均専有面積は 71.7 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +6.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。強羅駅、中強羅駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは中強羅駅で昨年に比べ +88.9 ％、単価は 21.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(中強羅駅)は +88.9 ％(単価 +10.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(強羅駅)は +28.0 ％(単価 +11.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 30.0 年 → 2023年 23.4 年、-21.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 66.7 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった強羅駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +28.0％( +11.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中強羅駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +88.9％( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 箱根登山鉄道鋼索線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 強羅駅 | 51.2万/㎡ (18.3年/67.5㎡) | 40.0万/㎡ (20.8年/65.0㎡) | 16.7万/㎡ (20.8年/60.0㎡) |
| 公園下駅 | - | - | 23.1万/㎡ (19.8年/65.0㎡) |
| 中強羅駅 | 21.2万/㎡ (33.8年/80.0㎡) | 11.2万/㎡ (33.8年/80.0㎡) | 26.2万/㎡ (21.8年/65.0㎡) |
| 上強羅駅 | - | 10.0万/㎡ (32.8年/62.5㎡) | 5.0万/㎡ (31.8年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
中強羅駅 21.2 万/㎡(昨年同期比 +88.9 ％)
中強羅駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +88.9％( +10.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.8年(昨年 33.8年から +0.0 ％減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.0 分 → 2023年 6.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
強羅駅 51.2 万/㎡(昨年同期比 +28.0 ％)
強羅駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +28.0％( +11.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 20.8年から -12.1 ％減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +3.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 20.8 年 → 2023年 18.3 年、-12.1 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示